桐谷美玲:試写会で主演映画挿入歌を初披露 会場の母親に誕生日プレゼント

2本立て同時主演の映画「乱反射」「スノーフレーク」のプレミアム試写会で熱唱する女優の桐谷美玲さん
1 / 1
2本立て同時主演の映画「乱反射」「スノーフレーク」のプレミアム試写会で熱唱する女優の桐谷美玲さん

 女優の桐谷美玲さんが27日、2本立てで同時主演を果たした映画「乱反射」「スノーフレーク」(8月6日公開)のプレミアム試写会に登場した。この日は自身が歌った作品の主題歌、挿入歌が収められたCD「Sweet&Bitter」(Epic Records Japan)のリリース日ということもあり、発売記念として会場に集まった約200人のファンの前で「スノーフレーク」挿入歌の「サヨナラまでのあいだ」を初披露。桐谷さんは「実は今日、母の誕生日で、会場に来ているんですが、この歌をプレゼントしたいと思います」と語り、熱唱後、「緊張したー!ありがとうございます」とほっとした表情で客席にあいさつしていた。

ウナギノボリ

 「乱反射」は、高校時代に最年少で角川短歌賞を受賞した歌人の小島なおさんが、17歳から20歳まで3年間に詠んだ第一歌集を原作として描かれた作品。早く大人になろうと少し背伸びしながらも、まだ本当の恋を知らず誰かを思う気持ちも理解できないピュアな女子高生を桐谷さんが演じた。共演は三浦貴大さん、高島礼子さんなど。

 「スノーフレーク」は、著者の大崎梢さんが書店員として働いていた経験を生かし、北海道・函館を舞台に描いた青春ミステリーが原作。就職のために上京を控えた短大生・真乃を桐谷さんが演じる。「溶けない雪の欠片(かけら)を見にいこう」という約束を果たせないまま亡くなった幼なじみの「速人」とよく似た青年が突然、真乃の前に現れることで物語は急展開する。共演には青山ハルさん、白石隼也さんら若手俳優に、石丸幹二さんらが脇を固める。

 映画2本立てということに、桐谷さんは「私ばっかりじゃ飽きられちゃうんじゃと不安でしたが、全力投球で頑張りました」と笑顔でコメント。一緒に登壇した谷口正晃監督は「ガッツのあるタフな女優さん。僕らを引っ張っていってくれる強さを持った人。そういう人と仕事ができて良かった」と桐谷さんを絶賛していた。

 映画は8月6日からシネマート新宿ほか、全国順次公開予定。桐谷さん初となるCD「Sweet&Bitter」は、「サヨナラまでのあいだ」のほか、同作品の主題歌「乱反射」「スノーフレーク」の3曲を収録。特典DVDや桐谷さんのフォトブックも付いている。(毎日新聞デジタル)

映画 最新記事