少女時代:音が止まるトラブルがありつつもファン魅了 サマソニで夏フェス初参戦

「SUMMER SONIC 2011」に登場した少女時代(c)SUMMER SONIC 2011 All Rights Reserved
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「SUMMER SONIC 2011」に登場した少女時代(c)SUMMER SONIC 2011 All Rights Reserved

 韓国の人気ガールズユニット「少女時代」が、14日に開催された夏の野外音楽イベント「SUMMER SONIC(サマーソニック)2011」の東京公演に登場した。夏フェス初参戦となる少女時代は午後9時、収容人数約2万人を誇る幕張メッセ(千葉市美浜区)内の「MOUNTAIN STAGE」の最後のステージに出演し、ライブ中に音が止まってしまうトラブルがあったが、歌と自慢のダンスパフォーマンスで、会場を埋めつくしたファンを魅了した。

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 少女時代は、肩に白い飾り物をあしらったラメ入りの黒の衣装と黒のブーツ姿でステージに登場。いきなり日本デビュー曲の「GENIE」と「MR.TAXI」を披露した。その後、「まだまだ私たちのことを知らない人も多いでしょう」と話しながら、メンバーが自己紹介を行い、「Run Devil Run」や「Let it Rain」「Bad Girl」とパフォーマンスを続けた。ラストの「THE GREAT SCAPE」では、機材トラブルで途中で音が止まってしまい、一時場内は騒然となったが、観客に「ワン・モア・タイム」と呼びかけ、仕切り直し、最後までエレクトロなダンスチューンで会場を沸かせていた。また会場には、夏フェスには珍しく、女子小中学生を連れた親子連れの姿も散見され、少女時代のファン層の厚さがうかがえるライブとなった。

 サマーソニックは、00年8月に初開催された都市型音楽フェスティバルの代表格で、今年で12回目。東京・大阪の2会場に国内外の豪華アーティストが集結した。東京公演では少女時代のほか、ロックバンド「「X JAPAN」や歌手の木村カエラさん、ヒップホップグループ「RIP SLYME(リップスライム)」、3人組テクノポップユニット「Perfume」、今回が初来日となる元「オアシス」のリアム・ギャラガーさん率いる「ビーディ・アイ」、09年に再結成した英国のポストパンクバンド「パブリック・イメージ・リミテッド(P.i.L)」、12年の単独日本公演も決定したカナダ出身の歌手アヴリル・ラヴィーンさん、米ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」といった豪華アーティストもライブを行った。

 少女時代は、スヨンさん、ティファニーさん、ジェシカさん、ヒョヨンさん、ソヒョンさん、ユナさん、テヨンさん、ユリさん、サニーさんの9人グループで、07年に韓国でデビュー。日本では10年9月にシングル「GENIE」でデビューし、今年6月には日本で初めてのオリジナル・アルバム「GIRLS’GENERATION」を発表している。

 サマーソニックの模様は「SUMMER SONIC 2011」ダイジェストスペシャルとしてWOWOWで9月16日深夜0時に放送。10月には2日間の模様も放送予定。(毎日新聞デジタル)

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