サンライズ:角川の児童書レーベルと共同企画 里見八犬伝をモチーフにした逆ハーレム小説

「サトミちゃんちの8男子」1巻の表紙
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「サトミちゃんちの8男子」1巻の表紙

 アニメ「機動戦士ガンダム」や「ケロロ軍曹」などの制作で知られる「サンライズ」と角川の児童書レーベル「つばさ文庫」が共同企画した女児向け小説の新シリーズ「ネオ里見八犬伝 サトミちゃんちの8男子(はちだんし)」がこのほど発売された。これまではほとんどが男児向け作品だった「サンライズ」が、初めて女児向けの小説を発表した。

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 「サトミちゃんちの8男子」は、名字と名前が同じ中学1年生の女の子・里見サトミが主人公。両親が事故にあって、大きな家でひとりぼっちの生活のはずが、執事や忍者、不良など、見知らぬイケメンたちが次々とやってきて……というストーリー。里見八犬伝をモチーフにした逆ハーレムのコメディーで、イラストを「ちゃお」「ちゃおDX」(小学館)で活躍中のマンガ家・久世みずきさんが手がけている。

 著者のこぐれ京さんは、「サトミちゃんの髪がこんなに可愛いのも、ミッチーがとっても忍者っぽいのも、久世先生のおかげなんだから!」とコメント。また、「サトミちゃんや男子たちのことを読んで、だれかの気持ちが少しでもほぐれたら」と呼びかけている。第1巻は672円で発売中。(毎日新聞デジタル)

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