ちいかわ
第299話 拾魔(9)
12月5日(金)放送分
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、「少女革命ウテナ」の幾原邦彦さんが12年ぶりに監督として手掛ける「輪(まわ)るピングドラム」です。スターチャイルドレコードの池田慎一プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
−−作品の概要と魅力は?
「輪るピングドラム」というオリジナルアニメです。「まわる」と読みます。「わる」ではありませんし、「廻る」でもないです。ましてや「踊るピングドラム」でもありません。
タイトルのユニークさもさることながら、ビジュアルもストーリーもかなりユニークな作品だと思います。キャラクターの可愛らしさと、その背後に潜む謎が気になる作品です。キャスト・スタッフともに面白い(変な?)方がそろっていると思います。2クールの作品ですので、まだこれからでも遅くないですよ!
−−制作決定の経緯と、アニメにするときに心がけたことは?
幾原監督のオリジナル作品が長らく世に出ていなかったので、制作しようと思いました。経緯ははっきり言ってそれだけです。どのような企画になっても、幾原監督が作るのであれば面白いものになるとは思っていました。
制作するにあたっては、監督のやりたいことが、できる限り実現できるようにと考えています(できていなかったらごめんなさい!)。個人的には普段アニメを見てない人にも楽しんでいただける作品であることが大事だと考えていますし、そういう作品になっているのでは、と思います。
−−3兄妹につきまとうペンギンのような生き物が、妙に人間くさくて印象的ですね。
ペンギンのような生き物にも見えますが、恐らくあれはペンギンです。人間くさいでしょうか? といいますか、普通の人には見えないはずなのですが、見えてますでしょうか??
−−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?
作品を作る際に大変でないことなどないのですが、ピングドラムはオリジナル企画であるということや、他作品でやっていないことをやろうという企画でもあるのでスタッフ含めみんな大変です。とにかく大変です。幾原監督も常に頭を抱えています。スタッフの悲鳴が聞こえてきます。でも、放送を見て「面白い!」とか「笑った!」とか言っていただけるとすごくうれしいです。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
「輪るピングドラム」という作品は当たり前のようでいてなかなか作れる作品ではありません。それを毎週2クールも見られることは個人的には奇跡のようなことだと思います。これから後半のストーリーに入っていきますが、驚きの連続になると思います。こんなスタイルの作品はめったにないと思いますので、まだ見ていない方はぜひ見ることをお勧めします。ぜひ最後までお付き合いください! 「生存戦略、しましょうか!」
スターチャイルドレコード プロデューサー 池田慎一
「BEASTARS」で知られる板垣巴留さんのマンガが原作のテレビアニメ「SANDA」が、MBS・TBSほかの深夜アニメ枠「アニメイズム」で放送されている。同作は、超少子化時代を迎…
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」に登場する白いガンダムのガンプラ「HG 1/144 白いガンダム」(バンダイスピリッツ)が12月6日に発売された…
テレビアニメ「呪術廻戦」第1期、「チェンソーマン」など人気作のオープニング映像を手がける山下清悟さんの初の長編監督作となるオリジナルアニメ「超かぐや姫!」のメインテーマ「Ex-O…
「月刊デザート」(講談社)で連載中のやまもり三香さんのマンガが原作のテレビアニメ「うるわしの宵の月」が、TBS系で2026年1月11日から毎週日曜午後4時半に放送されることが分か…
アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のガンダム・バルバトスのフィギュア「METAL BUILD ガンダムバルバトス(第4形態)+ブーメランメイス」(バンダイスピリッツ)…
2025年12月06日 07:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。