話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、「少女革命ウテナ」の幾原邦彦さんが12年ぶりに監督として手掛ける「輪(まわ)るピングドラム」です。スターチャイルドレコードの池田慎一プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
−−作品の概要と魅力は?
「輪るピングドラム」というオリジナルアニメです。「まわる」と読みます。「わる」ではありませんし、「廻る」でもないです。ましてや「踊るピングドラム」でもありません。
タイトルのユニークさもさることながら、ビジュアルもストーリーもかなりユニークな作品だと思います。キャラクターの可愛らしさと、その背後に潜む謎が気になる作品です。キャスト・スタッフともに面白い(変な?)方がそろっていると思います。2クールの作品ですので、まだこれからでも遅くないですよ!
−−制作決定の経緯と、アニメにするときに心がけたことは?
幾原監督のオリジナル作品が長らく世に出ていなかったので、制作しようと思いました。経緯ははっきり言ってそれだけです。どのような企画になっても、幾原監督が作るのであれば面白いものになるとは思っていました。
制作するにあたっては、監督のやりたいことが、できる限り実現できるようにと考えています(できていなかったらごめんなさい!)。個人的には普段アニメを見てない人にも楽しんでいただける作品であることが大事だと考えていますし、そういう作品になっているのでは、と思います。
−−3兄妹につきまとうペンギンのような生き物が、妙に人間くさくて印象的ですね。
ペンギンのような生き物にも見えますが、恐らくあれはペンギンです。人間くさいでしょうか? といいますか、普通の人には見えないはずなのですが、見えてますでしょうか??
−−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?
作品を作る際に大変でないことなどないのですが、ピングドラムはオリジナル企画であるということや、他作品でやっていないことをやろうという企画でもあるのでスタッフ含めみんな大変です。とにかく大変です。幾原監督も常に頭を抱えています。スタッフの悲鳴が聞こえてきます。でも、放送を見て「面白い!」とか「笑った!」とか言っていただけるとすごくうれしいです。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
「輪るピングドラム」という作品は当たり前のようでいてなかなか作れる作品ではありません。それを毎週2クールも見られることは個人的には奇跡のようなことだと思います。これから後半のストーリーに入っていきますが、驚きの連続になると思います。こんなスタイルの作品はめったにないと思いますので、まだ見ていない方はぜひ見ることをお勧めします。ぜひ最後までお付き合いください! 「生存戦略、しましょうか!」
スターチャイルドレコード プロデューサー 池田慎一
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