ロックバンド「黒夢」が、俳優の松田翔太さん主演の映画「ハードロマンチッカー」(グ・スーヨン監督)の主題歌を手がけることが10日、明らかになった。主題歌「13 new ache」は映画のために書き下ろした新曲で、黒夢が映画の主題歌を担当するのは、結成20年目にして初めて。黒夢の清春さんは「黒夢での初の映画の主題歌になるこの話をいただいてから、暴力性や狂気、カオスという作品内容にイメージを受けながらこの『13 new ache』をレコーディングしました。このオファーをとてもうれしく思っています」と喜びのコメントを寄せている。
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映画は、グ監督の同名の小説が原作。松田さんは金髪、オールバック姿で、高校を中退したフリーターのグーを演じる。作品の舞台は山口県下関市。グーは、後輩が起こした事件をきっかけに暴力の連鎖に巻き込まれる。けんかに明け暮れる無軌道な若者たちの姿を描いた作品。中村獅童さん、渡部篤郎さん、永山絢斗さん、柄本時生さん、金子ノブアキさん、渡部豪太さん、真木よう子さん、淡路恵子さんら豪華キャストの出演も話題となっている。
グ監督は、黒夢に向けて「夢のように乱暴な映画の主題歌に、という夢のように乱暴なお願いを快諾していただいて、大変感謝しています。もしも、ボクたちの持つ暴力性や狂気に、映画や音楽という表現方法がなかったら、きっとろくでもないことをやらかしてたんだろうな。黒夢の音楽に対する真剣さに敬服です。ありがとうございました」と感謝の言葉を送っている。
同時に、映画が第24回東京国際映画祭の特別招待作品(10月22~30日開催)、第16回釜山国際映画祭(10月6~14日開催)のミッドナイトパッション部門に出品されることとテーマソングをスカバンド「東京スカパラダイスオーケストラ」が手がけることも発表された。
映画は11月26日から全国で公開。主題歌「13 new ache」は、黒夢の13年半ぶりのニューアルバム「Headache and Dub Reel Inch」(11月2日発売)に収録される。黒夢は12年1月13日に日本武道館(東京都千代田区)でライブを行うことも決定している。(毎日新聞デジタル)
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