市川亀治郎:レギュラー番組で初のナビゲーター “京都”をめぐる知的エンターテインメント

BS朝日の新番組「知られざる物語 京都1200年の旅」でナビゲーターを務める市川亀治郎さん
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BS朝日の新番組「知られざる物語 京都1200年の旅」でナビゲーターを務める市川亀治郎さん

 歌舞伎俳優の市川亀治郎さんが、10月にスタートするBS朝日の新番組「知られざる物語 京都1200年の旅」で、レギュラー番組で初のナビゲーターに挑戦することが19日、明らかになった。悠久のロマンあふれる古都・京都をめぐる、“歴史”と“紀行”を融合した知的エンターテインメント番組で、亀治郎さんは「ありがちなお決まりの番組にしたくない。おもしろくしたいですね!」と意気込みを語っている。

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 新番組は、歴史ドラマを堪能しながら、魅力あふれる街・京都を再発見できる知的エンターテインメント。1200年の長きにわたって、数々のドラマが生み出されてきた京都。歴史の中で紡ぎ出されたロマンあふれる物語を、ナビゲーターの亀治郎さんが、四季折々の美しい風景とともに解き明かしていく。

 「母が京都の人なので、自分も半分京都人。そんなこともあって、京都はぼくの日常の中にあるごく身近なところ」という亀治郎さん。「この番組は京都にある寺社の歴史や言い伝え、伝説、定説などを紹介しながら、その奥に隠された“知られざる物語”を紹介します。そして、ぼくなりの発見や解釈をお伝えしたい。今まで京都に来たことがある人でも楽しんでもらえ、京都を見ていた視点がガラッと変わってもらえればうれしいです」とコメントしている。

 10月11日の初回放送では、日本で初めての本格的な密教寺院であり、長い歴史の中でさまざまな物語の舞台となってきた「東寺」と、現在は、かつての存在を示す「石碑」のみが残る“幻の寺”「西寺」という二つの寺にまつわる話を紹介。今も繁栄を誇る東寺と、今はなき西寺……その運命を分けたのは何だったのか?という謎に迫る。

 「知られざる物語 京都1200年の旅」は10月11日スタート。毎週火曜午後10時放送予定。(毎日新聞デジタル)

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