澤穂希選手:W杯決勝より緊張?映画観客600人を前に“炎のシュート”披露

ステージ上で“炎のシュート”を放つ澤穂希選手
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ステージ上で“炎のシュート”を放つ澤穂希選手

 女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」の澤穂希選手が24日、映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」(ルパート・ワイアット監督)のジャパンプレミアに“スペシャルサポーター”として登場。試写会に訪れた600人以上の観客に拍手で迎えられた澤さんは、「ワールドカップの決勝のほうが、よっぽど緊張しないです」とはにかみつつ、映画のヒットを祈願して、特別に用意されたゴールに向かって豪快なシュートを決め、ゴールと同時に炎が上がる演出に「炎のような熱いシュートでした!」と照れ笑いを浮かべた。

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 映画「猿の惑星」は、高度な知能を持った猿が文明を築き、人間を支配する惑星を描いたSF映画。1968年に公開され、猿が人間を支配するという革新的な設定と特殊メークで大ヒットした。その後の猿と人間との覇権争いを描いた続編がシリーズ化され、73年までに計5作が作られた。テレビドラマやアニメ化もされ、01年にはティム・バートン監督がリメークしている。最新作となる「創世記」は、現代の米・サンフランシスコを舞台に、シーザーと名付けられた猿が遺伝子工学の実験で突然変異的な進化を遂げ、自由を求める闘いが人類最大の脅威へと発展していく過程を映画化した。

 イベントには、“芸能界で最高の遺伝子を持つ男”として、石原良純さんも登場。劇中で「シーザー」が、猿たちのリーダーとして成長していく姿に、「だんだんボスの顔になっていき、顔つきも変わっていくんですよ。その点は、澤さんのこの1年に近いなと思う」とコメント。澤選手も「私もキャプテンとして、チームを引っ張っていかないといけないので、共感できましたね。大変な部分もわかる。シーザーのように、強い信念を持って、また世界を目指したいと思います」と力強く語り、映画についても「金メダルです!」とアピールした。

 映画は10月7日公開予定。(毎日新聞デジタル)

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