フジテレビ:ヘキサゴン後は当面、特番で対応 後番組は12年1月以降

 芸能界を引退した島田紳助さんが司会を務めていた人気バラエティー番組「クイズ!ヘキサゴン2」(水曜午後7時)の後番組について、フジテレビは29日、10月クールは特別編成で対応するとの方針を明らかにした。社長定例会見で鈴木克明常務が明らかにした。

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 鈴木常務は「11月にバレーボールのワールドカップを22試合放送する。したがって10月クールはレギュラーの枠が少ないので当面は『水曜スペシャル』という枠タイトルを作って特番編成で対応していきたい。1月以降をどうするかは検討している」と説明。豊田皓社長は島田さんの引退による編成への影響について「(ヘキサゴンは)収録済みだったので大変大きな影響を受けた。(番組は)終了したので、今後新しい企画を練っていきたい」とコメントした。

 ヘキサゴンは、8月23日に島田さんが引退を発表して以降、2週にわたって放送を休止。今月7日と14日に同番組のレギュラーメンバーが司会を務めて放送したが、28日放送の2時間スペシャルを最終回に終了した。最終回の平均視聴率は10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 紳助さんがレギュラー出演していた6番組のうち、ヘキサゴンと「紳助社長のプロデュース大作戦!」(TBS系、火曜午後7時)、「クイズ!紳助くん」(ABCテレビ、月曜深夜)は打ち切りとなり、「プロデュース大作戦」の後番組は、お笑いコンビ「ナインティナイン」が司会を務めるバラエティー番組に決定した。「紳助くん」の後続には10月3日から、お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐さんとお笑いコンビ「千鳥」のバラエティー番組「品川・千鳥のラブリー芸人家族」を放送。31日からは現在火曜に放送中の「ごきげん!ブランニュ」を放送する。また「人生が変わる1分間の深イイ話」「行列のできる法律相談所」(いずれも日本テレビ系)、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)は司会者を変更して放送を続ける。(毎日新聞デジタル)

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