堺雅人:宮崎あおいと「ずっと夫婦で」 篤姫以来3年ぶり夫婦に 映画「ツレがうつになりまして。」

映画「ツレがうつになりまして。」の初日舞台あいさつに登場した宮崎あおいさん(左)と堺雅人さん
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映画「ツレがうつになりまして。」の初日舞台あいさつに登場した宮崎あおいさん(左)と堺雅人さん

 女優の宮崎あおいさんと俳優の堺雅人さんが8日、東京都内の映画館で行われた映画「ツレがうつになりまして。」(佐々部清監督)の初日舞台あいさつに登場。08年のNHK大河ドラマ「篤姫」以来約3年ぶりの夫婦役に、宮崎さんは「とにかくまじめで、すごく頭を使う人という印象。でも現場に入れば感情も出せて、両方があるので尊敬できる」、堺さんも「俳優として100%信頼できる共演者です」と互いに絶賛。さらなる“夫婦共演”について聞かれると、堺さんは「ここまで来たら、ずっと夫婦を。手を替え品を替え、いろんなのでね」と意欲を見せ、宮崎さんも「やりたいなって思います。いろんなバージョンで」と笑顔を見せた。 

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 原作は、細川貂々(てんてん)さんが夫のうつ病と向き合って暮らした実話を、イラストを交えてつづったエッセーマンガ(幻冬舎)。06年の発売以来、30万部のベストセラーを記録した。09年には藤原紀香さんとお笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さんの共演でNHKでドラマ化された。映画は、「半落ち」(03年)や「夕凪の街 桜の国」(07年)などで知られる佐々部清監督が、“ハルさん”(宮崎さん)と“ツレ”(堺さん)の夫婦模様を笑いを交えてひょうひょうと描いている。

 舞台あいさつには、宮崎さんらのほか、佐々部監督、原作者の細川さん、望月昭さん夫妻、劇中に登場するイグアナも登場。宮崎さんは「本当にすてきな作品になっています。自信を持ってみてくださいと言えるのは幸せです」と客席に呼びかけていた。映画は全国で公開中。(毎日新聞デジタル) 

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