嵐:NHKで初の冠番組 メンバー5人が全国各地で“日本再発見”

「嵐」のNHK初冠番組「明日に架ける旅」の放送が決定。写真は大野智さんが訪れた宮城県女川町のローカルヒーロー「イーガー」(右)と悪役のクララーゲ=NHK提供
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「嵐」のNHK初冠番組「明日に架ける旅」の放送が決定。写真は大野智さんが訪れた宮城県女川町のローカルヒーロー「イーガー」(右)と悪役のクララーゲ=NHK提供

 人気グループ「嵐」が出演する特別番組「嵐の明日に架ける旅」(NHK総合)が11月23日に放送されることが28日、明らかになった。「嵐」にとってNHKでの冠番組は初めて。今年も「NHK紅白歌合戦」の白組司会に決まるなど、世代を超えて人気の5人が、全国各地の“日本の未来を担う”魅力的な人々を訪ね、全国の家庭に勇気と元気を届ける“日本再発見”企画。メンバーの二宮和也さんは、「この番組でぼくらは、日本の人、技、伝統、そしてきずなを学ばせてもらうことができました。ぜひ、その素晴らしさをみなさんにも感じていただきたいです。どうぞ、お楽しみください」とコメントしている。

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 「明日に架ける旅」は、嵐の5人がそれぞれ、日本各地でさまざまな状況を乗り越えながら、伝統を守ったり、未来に向かって頑張っている人物やグループを訪ねて、その活動や思いを取材。スタジオではメンバー5人が楽しいトークを交えながら、それぞれの取材VTRを発表するなど、家族そろって楽しめる特別番組。二宮さんは、和歌山県湯浅町で170年以上続く手作りのしょうゆ蔵で伝統の味を守る一家4代を訪問。大野智さんは宮城県女川町で、東日本大震災後も地元の子供たちのためにヒーローショーを続けるローカルヒーロー「イーガー」の活動を支える同町商工会青年部の人々と交流する。

 松本潤さんは埼玉県川口市の精密板金加工を得意とする町工場で、世界のセレブにも愛される話題の「カッコイイ」カバンや小物など、世界中で愛されるモノが生まれた背景を探る。櫻井翔さんは、東京の大学を卒業後に富山市に戻って両親の農場で働く25歳の女性を訪問。故郷での就農を決意した女性の思いに迫る。相葉雅紀さんが向かうのは佐賀県鹿島市。有明海の干潟に生息する「ムツゴロウ」を独特の方法で釣る「むつかけ漁」で30年ぶりの後継者となった青年を訪ね、相葉さんも干潟での漁に挑戦する。

 番組は11月23日午後7時半~同8時43分に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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