向井理:30歳を目前にした等身大の役で連ドラ2年ぶり主演

12年1月期のドラマで2年ぶり連ドラ主演を務める向井理さん
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12年1月期のドラマで2年ぶり連ドラ主演を務める向井理さん

 俳優の向井理さん(29)が、関西テレビ・フジテレビ系の12年1月期の連続ドラマに主演することが28日、明らかになった。“ロック&フレンチ”をテーマに、レストランを舞台に繰り広げられるコメディードラマで、向井さんは人生の節目である30歳を目前にした音楽好きで、料理が得意、ワイルドな“S”キャラクターのフレンチシェフを演じる。向井さんが連続ドラマで主演を務めるのは、09年放送の「傍聴マニア09 裁判長!ここは懲役4年でどうすか」(読売テレビ・日本テレビ系)以来約2年ぶり、同局の連ドラとしては初となる。タイトルは未定。

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 ドラマは、ミュージシャンの夢から一転、実家のフレンチレストランを継ぐことを決意する主人公・山手英介が、現実と向き合いながら成長する姿を、恋愛要素や仲間たちの交流を含めながら描く。向井さん演じる英介は、頑固者で一本気で曲がったことが嫌いな熱い性格の持ち主で、ミュージシャンの夢をあきらめ、かつての音楽仲間と一緒に自分の店をオープンすべく奮闘するという役どころ。

 実年齢の役を演じる機会が少なかったという向井さんは「2月生まれということも一緒で、まさに等身大で、ありのままでやれるというのを楽しみたい」とコメント。役柄の性格について「せっかちなところは似てるんですけど、そんなに粗野じゃないです(笑い)。僕もSの気質はありますね。(ワイルドは?)時と場合によりけりです(笑い)」と自己分析した。

 ドラマでは、向井さんがベースを演奏するシーンや、フレンチを作るシーンなども多く登場する予定で、12月初旬のクランクインまで、向井さんは音楽と料理の特訓を行うという。向井さんは「音楽や料理という好きなものに囲まれたドラマです。ドラマ中に30歳になるので、20代最後の仕事で30代最初の仕事と、記念すべき作品になるので、ちゃんと人の心をつかむ作品にしたいです。『こういう人がかっこいいな』と女性だけでなく、男性からもあこがれられるようなキャラクターをみんなで作っていけたら」と意気込みを語った。

 脚本は「ランチの女王」「カバチタレ!」などを手がけた大森美香さんが担当する。ドラマは12年1月から毎週火曜午後10時に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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