新垣結衣：一人っきりのスタジオでゲーム体験　動物の鳴き真似も

　女優の新垣結衣さんがDeNAのポータルサイト「Mobage（モバゲー）」の新CMキャラクターに決定し1日、東京都内のホテルで行われたCM発表会に登場した。新垣さんは携帯ゲームについて「パズルゲームをやっていたので、（CMでやった）育成ゲームは新鮮でした」と語り、ゲームをやる男性については言いよどみながらも「……いいんじゃないですか？」と答え、「やるときはほどほどに。一緒にやればいいんじゃないかと思います」とモバゲーをPRした。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　　新CMは、初めてモバゲーを体験する新垣さんの素の反応を撮影するため、13台のマルチカメラを据え置いた誰もいないスタジオで、多方向同時撮影という実験的な方法で撮影した。「初タップ」編は、無人のスタジオで戸惑う新垣さんが、「タップ、してください」という“天の声”の指示に従って、疑いながらもスマートフォンを手に取り、アイコンを初タップする。「農園デビュー」編では、モバゲーのゲームから「農園ホッコリーナ」を選んで大根を育て、「大根できてる～」と大喜びする……という展開。新垣さんは、ドラマや映画など、さまざまなシーンで活躍し続ける女優で、可愛らしくもどこかホッコリとする演技で「モバゲー」の魅力を表現してくれるということで起用された。

　CM撮影について、新垣さんは「広いスタジオに私一人しかいなくて無音で、居場所がない感じ。本当に怖いんですよ、でもカメラは動いているんで観察されている感じ。でも人は慣れるもので、だんだんカメラを気にしなくなってました」と不思議な撮影の感想を語った。CMで新垣さんに指示をする“天の声”からは、かなりの“無茶ぶり”があったといい、「農園ゲームなので野菜を育てるんですが、『ニンジンの歌を歌ってください』とかは応えられなかった。動物の鳴き声は、猿、イノシシ、鶏とか、全力でやらせていただきました」と笑顔で宣言したが、「じゃあ、ひとつ披露してください」という司会者の“無茶ぶり”には「ええ～！ この雰囲気ではちょっと……。オンエアで放送されたら楽しんでください」と困っていた。

　新CMは「初タップ」編、「農園デビュー」編ともに2日から全国で放送予定。（毎日新聞デジタル）