映画興行成績:新作が上位3位を独占 三谷幸喜最新作「ステキな金縛り」が堂々首位

「ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON」の一場面 (C)2011 フジテレビ 東宝
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「ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON」の一場面 (C)2011 フジテレビ 東宝

 31日発表された29、30日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、三谷幸喜監督の最新作「ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON」が初登場首位を獲得。全国427スクリーンで公開され、初日2日間で約39万人を動員、興行収入約5億334万円と好調なスタートを切った。2位は初登場の3D映画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」、3位は初登場の劇場版アニメ「スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪」で、最新作が上位3位を独占した。

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 2位の「三銃士」は、「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督の新作で、金曜に全国721スクリーンで公開され、土曜日曜の2日間で約20万人を動員、興行収入約3億220万円となった。3位の劇場版アニメ「スイートプリキュア♪」は、今年8年目を迎えたアニメ「プリキュアシリーズ」のテレビ最新作「スイートプリキュア♪」の初めての劇場版。全国168スクリーンで公開され、初日2日間で約18万人を動員、興行収入約1億9742万円を上げた。

 またダンカン・ジョーンズ監督の長編第2作目となる新作「ミッション:8ミニッツ」が全国272スクリーンで金曜に公開され、土日2日間で約7万人を動員、興行収入約8888万円となり、初登場で5位にランクインした。同作は、列車爆破事故の真相を探るべく、犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込むという困難なミッションに翻弄(ほんろう)される男の運命を描いている。3週連続首位を獲得していた「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」は4位に後退した。

 「ステキな金縛り」は、三谷監督の3年ぶり5本目の作品。失敗続きの弁護士エミが殺人事件を担当することになり、その被告人は、事件当夜に旅館の一室で金縛りにあっていたと無実を主張する。しかし、無実を証明できるのは一晩中、被告人の上にのしかかっていた落ち武者の幽霊・六兵衛だけ。エミは六兵衛に会い、彼を証人として法廷に召喚する……というコメディー。弁護士エミを深津絵里さん、幽霊・六兵衛を西田敏行さん、被告人を歌手のKANさんが演じるほか、阿部寛さん、竹内結子さん、浅野忠信さん、草なぎ剛さんら豪華な出演陣も話題を呼んでいる。

 「三銃士」は、アレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」が原作。三銃士の仲間となる無鉄砲な青年ダルタニアン役を、ローガン・ラーマンさんが演じ、ミラ・ジョヴォヴィッチさんやオーランド・ブルームさんらが出演している。劇場版アニメ「スイートプリキュア♪」は、音楽の国メイジャーランドから音楽が消えてしまい、スポーツ万能で負けず嫌い、勉強は少し苦手な主人公・北条響(ひびき)が変身するキュアメロディらが、音楽を取り戻すために奮闘する姿を描く。(毎日新聞デジタル)

1位 ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON

2位 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

3位 スイートプリキュア♪とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪

4位 猿の惑星:創世記(ジェネシス)

5位 ミッション:8ミニッツ

6位 モテキ

7位 カウボーイ&エイリアン

8位 ツレがうつになりまして。

9位 一命

10位 ワイルド・スピード MEGA MAX

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