山下智久:NEWS脱退後「葬儀屋」の跡継ぎ役で新たなスタート TBS系1月期連ドラ

 10月に6人組グループ「NEWS」を脱退した山下智久さん(26)が、12年1月期のTBS系「木曜ドラマ9」枠で放送予定のドラマ「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」で主演を務めることが8日、明らかになった。同ドラマは、山下さんにとって連続ドラマ初主演作となった「クロサギ」(05年)以来、約6年半ぶりの同局連続ドラマ出演となり、「NEWS」脱退後初の主演で新たなスタートを切る。山下さんは「あまり気負わず、いつものように現場での士気を高めて、スタッフ共演者の方々といい作品を作りたい。久しぶりの連ドラなので、今からとても楽しみです」と意気込みを語っている。

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 ドラマは、警察御用達の「葬儀屋」を舞台に、父親を亡くし、ずっと嫌っていた家業の「葬儀屋」を継ぐことになった主人公の井原屋5代目・井原真人の姿を通して、「生きる」ことを力強く描く。いわゆる「訳あり」の遺体ばかりを扱う下町の葬儀屋で、山下さん演じる真人は兄弟や、ひょんなことから知り合った新人女性刑事とともに、毎回遺体とともに運び込まれる“現実”に立ち向かっていく。真人は警察から事故死のひと言で片付けられた死も、おせっかいとは知りつつ、時に探偵まがいのことまでして調べてしまい、やがて故人の意外な真実や切ない秘密、愛する者への思いを知ることになる……という物語。

 ドラマは「自分を成長させてくれる、大好きな大切な生きる場所」だという山下さんは、「葬儀屋と聞くと、暗いイメージでしたが、実際には家族との絆や真人のポジティブな成長が楽しめるドラマ」と紹介し、役作りは「台本をたくさん読み、とにかく情報を集めてイメージをふくらませたい」と語っている。ドラマは12年1月から木曜午後9時にTBS系全国ネットで放送予定。(毎日新聞デジタル)

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