紅白歌合戦:聖子の言葉きっかけに母子共演

「紅白歌合戦」への初出場が決まり喜びを語る神田沙也加さん
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「紅白歌合戦」への初出場が決まり喜びを語る神田沙也加さん

 大みそかに放送される「第62回NHK紅白歌合戦」の出場者が30日発表され、歌手の松田聖子さんが10年ぶりに出場し、初出場する娘の神田沙也加さんと母子出演が実現することになった。会見に出席した神田さんは親子での出場を「心からうれしく、心強い。母は『本当におめでとう』と何回も言ってくれてハグしてくれた。母も久しぶりの出演で『一緒だから心強いわ』と言ってくれた」と笑顔を見せた。

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 番組の原田秀樹プロデューサーは、松田さんとの出演交渉で「10年ぶりなので(社会的に)意味のある出演をしたいという話があった」と明かし、東日本大震災などで家族の絆を意識した1年だったことから、神田さんとの共演を提案したという。現在は松田さんに対し、神田さんと同じステージで歌う相談をしている段階という。

 今年の「紅白歌合戦」の全出場歌手は55組。神田さんのほか、子役の芦田愛菜ちゃんと鈴木福君、福島県出身のバンド「猪苗代湖ズ」、椎名林檎さん、韓国女性グループ「KARA」「少女時代」が初出場となった。「あしたを歌おう。」がテーマで司会は、白組がアイドルグループ「嵐」、紅組が今春の朝ドラでヒロインを務めた女優の井上真央さんが務める。昨年の午後7時半スタートから15分繰り上げ、歴代最長タイの午後7時15分~同11時45分(途中、5分間ニュースで中断)で放送される。(毎日新聞デジタル)

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