スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「戦火の馬」の英国ロンドンでのロイヤル・プレミアが現地時間8日(日本時間9日未明)に行われ、スピルバーグ監督や劇中に登場する馬のジョーイやキャストのほか、昨年4月にロイヤル・ウエディングを挙げた英国王室ウィリアム王子とキャサリン妃も出席。結婚後初となる映画プレミア公式出席に会場のレスタースクエアは、ファンの大歓声に包まれた。
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「戦火の馬」は、第一次世界大戦を舞台に、悲劇に見舞われながらも希望を信じて生き抜く人間たちの姿を、ジョーイという一頭の美しい馬との出会いと別れを通して描く感動作。戦争の愚かさと悲惨さを、敵味方の区別を知らない馬の目を通して明らかにしていく。英作家のマイケル・モーパーゴさんが82年に発表した児童文学が原作で、07年に舞台化され、英国演劇界のオスカーといわれるオリビエ賞をはじめ、米国の演劇界の最高賞である第65回トニー賞で5部門を受賞している。
この日のプレミアは、ウィリアム王子とハリー王子が運営する慈善団体のチャリティーイベントとして開催され、早くもアカデミー賞最有力候補として注目される話題作とあって、欧州メディアを中心に約300人もの報道陣が詰めかけ、沿道は500人以上のファンで埋め尽くされた。レッドカーペットには、スピルバーグ監督や主演のジェレミー・アーヴァインさんはじめ、トム・ヒドルストンさん、ベネディクト・カンバーバッチさんら出演者、馬のジョーイらの登場後、ウィリアム王子とキャサリン妃が登場。スピルバーグ監督らスタッフ・キャストと丁寧に言葉を交わしていた。
スピルバーグ監督は、久々のロイヤル・プレミアに「エリザベス女王とチャールズ皇太子、故・ダイアナ妃夫妻を迎えたロイヤル・プレミアに出席した経験はあるけれど、ケンブリッジ公爵夫妻にお会いするのは初めてなんだ。英国王室の新世代を象徴する2人が今日こうしてプレミアに来てくれて、すごくうれしく思っている。とても名誉なことだ」と感慨ひとしおの様子だった。
映画「戦火の馬」は、3月2日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)
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