アンドリュー・ロイド・ウェバーさんのミュージカル「オペラ座の怪人」の初演25周年記念のロンドン公演で怪人を演じたラミン・カリムルーさんとクリスティーヌ役のシエラ・ボーゲスさんの初来日が決定し、17日にWOWOWの無料放送番組「ザ・プライムショー」（月～金曜午後6時55分）に出演することが10日、明らかになった。また2人が出演した25周年記念公演が3月20日にWOWOWライブでテレビ初放送されることも明らかになった。

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　ウェバーさんが作曲を手がけた「オペラ座の怪人」は、86年にロンドンで初演され、これまでに世界27カ国以上で上演されている。19世紀半ばのパリ、オペラ座の地下に潜んでいた怪人が若手女優のクリスティーヌに心を寄せるが、クリスティーヌは、幼なじみのラウル子爵と愛し合うようになり、怪人は嫉妬（しっと）に狂う……という物語。

　25周年記念公演は11年10月1、2日にロイヤル・アルバート・ホールで計3回上演された。舞台には2万個のスワロフスキークリスタルを用いたシャンデリアが設置され、総勢200人以上の出演者とオーケストラが集結。英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル・ダンサー、セルゲイ・ポルーニンさんが特別出演したほか、カーテンコールには怪人役のオリジナルキャスト、マイケル・クロフォードさんや同クリスティーヌ役のサラ・ブライトマンさんらが顔をそろえ、歌声を披露した。

　カリムルーさんとボーゲスさんの来日は、25日に発売される同公演のブルーレイとDVD「オペラ座の怪人　25周年記念公演inロンドン」の発売を記念したもの。「ザ・プライムショー 」では、MCのジョン・カビラさんや歌手のhitomiさんとトークを繰り広げ、楽曲も披露する予定という。

　25周年記念のロンドン公演はWOWOWライブで3月20日午後8時に放送。（毎日新聞デジタル）