TOKIO松岡:誕生日祝いにびっくり 22年前欲しかったビンテージジーンズ

 人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さんが11日、東京・六本木のディスコ「マハラジャ」で行われた主演ドラマ「13歳のハローワーク」(テレビ朝日系)の制作発表会見に、桐谷美玲さん、「関ジャニ∞(エイト)」の横山裕さんらとともに登場。22年前の1990年と現在を行き来しながら、13歳だった自分の運命を変えようと試みる35歳の主人公を演じる松岡さんは、まさにこの日が35歳の誕生日。バースデーケーキと、13歳当時に欲しかったというビンテージのジーンズを贈られるなどサプライズの祝福に、「そういうことかあ!」と照れ笑い。「こういうドラマからスタートさせていただけるので、いい35歳の門出になると思います!」と笑顔で語った。

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 ドラマは、500種以上の職業を紹介する子ども向け職業案内マニュアル本である村上龍さんの「新 13歳のハローワーク」(幻冬舎刊)が原作。2012年1月、東京都内の警察署で生活安全課に所属する35歳の警察官・小暮鉄平(松岡さん)がある日突然、バブル全盛期の22年前にタイムスリップし、13歳の自分に遭遇するところから始まる。充実した人生を手に入れるには、充実した仕事を手に入れることが必要と痛感している鉄平は、まったく危機感もなく、世の中をなめきった13歳の自分の運命を変え、自分の思い描いた理想の仕事と人生を手に入れようと、あらゆる手段を使って“13歳のハローワーク”を経験させるが……という物語。“ファンタジーでコメディーで進路ガイドで人間ドラマ”という、これまでにない革新的なドラマになるという。

 90年には役柄同様に13歳だった松岡さんは、「少年隊や光GENJIやNINJAのバックで踊ってました。先輩たちだけ舞台袖に用意される水筒が欲しくて、たまに盗み飲みしてました……」と懐かしそうに振り返り、ドラマについては、「周りの小道具や後ろに走ってる車とか、映り込んじゃいけないものが多いので、一番面倒くさい時代劇」と苦労を明かしながら、「いままでやらせていただいた芝居の集大成、ひとつの区切りになっているんじゃないかと思っています」と意気込んだ。(毎日新聞デジタル)

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