大沢たかお:20日から南極へ 3週間のロケに「冒険心そそられる」

ドキュメンタリー番組「フローズン プラネット」の会見に出席した大沢たかおさん
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ドキュメンタリー番組「フローズン プラネット」の会見に出席した大沢たかおさん

 俳優の大沢たかおさんが11日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われた大型ドキュメンタリー番組「フローズン プラネット」の会見に出席。同番組のナビゲーターを務め、今月20日から南極で約3週間のロケを行う大沢さんは「南極へは一生行くことがないと思っていた。不安もあるけど、ドキドキワクワクしている。男子としては冒険心をそそられます」と笑顔を見せた。

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 番組は、NHKとBBCが約3年の歳月をかけて北極と南極を撮影したドキュメンタリー。ヘリコプターや砕氷船から超望遠レンズ、防振装置などの特殊な機材を使って動物たちに警戒心を与えず撮影したほか、衛星画像や新たに開発されたモーションコントロール装置などで氷河の大移動や海中が凍る様子などをカメラに収めた。オオカミの群れがバイソンの大群に襲いかかる場面や、アザラシを捕らえるシャチの姿、何万羽というペンギンの群れなどを見ることができる。大沢さんが南極を訪れる様子は「大沢たかお 南極大陸を行く」と題して同局のBSプレミアムで放送される。

 大沢さんは20日にチリのプンタアレナスを出発し、南極海にあるサウスシェトランド諸島のキングジョージ島から船に乗る。21日~2月1日まで南極の各地で撮影をし、同月5日にプンタアレナスに戻る予定。

 大沢さんは仕事やプライベートで世界中を旅しており、以前から南極、北極に関心があったという。しかし今回のオファーには「(受けるかどうか)迷いました。保険とか大丈夫ですか」とジョーク混じりに不安を吐露。迷った理由として、海が非常に荒れることで知られる航路を挙げ、「危険かなと(思った)。でも、そういうものを乗り越えないと行けない場所だと思うと、男ですから真正面から体験したいなという気持ちがあった」と話した。現地で期待することを聞かれると「まず足で大地をちゃんと踏んでみたい。動物をはじめ、いろんな世界を体験したい。海の中も入りたいし、温泉も入りたい。釣りもしたい。興味が絶えないですね」と目を輝かせていた。

 「大沢たかお 南極大陸を行く」は、BSプレミアムで20日に「出発!南極大陸」(時間未定)、30日~2月11日に「大沢たかおの南極日記」(時間未定)、3月31日午後9時~同10時半に「特集『大沢たかお 南極大陸を行く』」として放送。「南極日記」では毎日、南極からの最新映像を放送するほか、大沢さんが南極からリポートする生中継も予定している。また「フローズン プラネット」はBSプレミアムで4月7日、14日、21日に午後9時~同11時に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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