岡田将生：中谷美紀への誕生日サプライズ成功に「緊張しました」

　俳優の岡田将生さんが12日、主演連続ドラマ「聖なる怪物たち」（テレビ朝日系）の収録現場で、共演する中谷美紀さんの36歳の誕生日をサプライズで祝福した。岡田さんは新人外科医役で、中谷さん演じる優秀で冷徹な看護師長たちに翻弄（ほんろう）される役どころだが、この日は加藤あいさん、大政絢さんとともにバースデーソングを歌いながら花束とケーキで祝い、「今日は逆の立場で中谷さんを驚かせることができました。緊張しましたけど、成功してよかった」と胸をなで下ろした。

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　ドラマは、河原れんさんの同名小説（幻冬舎文庫）が原作で、大財閥の跡取りの命の誕生をめぐって“聖職者”たちの欲望が渦巻くスキャンダラスな医療サスペンス。岡田さん演じる外科医・司馬健吾が、中谷さん演じる看護師長らに翻弄されながらも正義を貫き、医師や看護師、教育者といった“聖職者”たち”の恐るべき真実を暴いていく。加藤さん、大政さんのほか、ドラマ「家政婦のミタ」の演技などで注目を集める長谷川博己さん、鈴木杏さん、勝村政信さん、小日向文世さん、渡辺いっけいさんらも出演する。

　この日の撮影は中谷さんと加藤さんのみの予定だったが、岡田さんは、大政さんとともに早朝から現場に駆けつけ、サプライズの段取りを綿密に確認。シーン撮影前のドライ（段取り・リハーサル）だと伝えられ、現場に呼び込まれた中谷さんは、突然ケーキと花を持って登場した岡田さんらの姿にしばしぼうぜん。岡田さんから「お誕生日おめでとうございます」と、花言葉が「信頼・絆」だというオレンジのバラを渡されると「わざわざ来てくれたの？　ありがとう！」とにっこり。「とってもうれしいです。いい一年になりそうです」と話しながらも、「朝の貴重な時間にすみません」としきりに恐縮。「さ、ドライ始めましょうか」と照れくさそうにしていた。

　ドラマ「聖なる怪物たち」は、19日から毎週木曜午後9時～同54分の「木曜ドラマ」枠で放送予定。初回は午後9時～同10時9分の拡大版となる。（毎日新聞デジタル）