岡田将生:正義貫く新人外科医で連ドラ主演 中谷美紀らに翻弄される難役に挑戦

12年1月クールの新ドラマ「聖なる怪物たち」に出演する岡田将生さん(左)と中谷美紀さん=テレビ朝日提供
1 / 1
12年1月クールの新ドラマ「聖なる怪物たち」に出演する岡田将生さん(左)と中谷美紀さん=テレビ朝日提供

 俳優の岡田将生さんが、12年1月クールの連続ドラマ「聖なる怪物たち」(テレビ朝日系)で主人公の新人外科医を演じることが28日、明らかになった。女優の中谷美紀さん演じる優秀で冷徹な看護師長らに翻弄されながらも正義を貫き、医師や看護師、教育者といった“聖職者”たち”の恐るべき真実を暴いていく難しい役どころに挑戦する岡田さんは、「とてもドキドキしています。これからどんな展開が待っているのか、自分自身まだ知らないので、見てくださる方々と同じ目線でストーリーに入っていければ。個性豊かな共演者の方々との掛け合いもとても楽しみです」と期待に胸を膨らませている。

ウナギノボリ

 岡田さんが演じるのは、正義感に篤く仕事熱心だが、上司の機嫌を取るのは苦手な外科医・司馬健吾(しば・けんご)。大学病院から財政難で知られる大久保記念病院への異動を命じられ、エリートコースを外れるが、中谷さん演じる敏腕看護師長の春日井優佳(かすがい・ゆか)と出会い、医療の現実を教えられ、医師として成長する。しかし、きまじめで純粋な故に、優佳をはじめとする美しき女たちの秘められた欲望にはめられ、あざむかれながらも、医師としての正義を貫いて闘いを挑み、医師や看護師、教育者といった“聖職者”たちの“仮面”を一つずつはぎ取っていく。

 ドラマは、河原れんさんの同名小説(幻冬舎文庫)が原作で、大財閥の跡取りの命の誕生をめぐって“聖職者”たちの欲望が渦巻くスキャンダラスな医療サスペンス。幼児教育に携わる巨大学園グループ経営者の日向敏雄を、ドラマ「家政婦のミタ」などで注目を集める長谷川博己さん、その妻で優佳の妹・日向圭子を加藤あいさんが演じるほか、鈴木杏さん、大政絢さん、勝村政信さん、平田満さん、小日向文世さん、渡辺いっけいさんら豪華キャストが出演。中谷さんは「岡田君演じる志高き医師を、看護師長の立場から意のままに操る日々を今から楽しみにしています」とコメントしている。

 船津浩一プロデューサーは、「聖職者の仮面をつけた人間たちの思惑に翻弄(ほんろう)されながらも、やがて恐ろしい真実を暴き出していくという難役に今その活躍が注目されている岡田将生さんが挑みます!愛のために道を踏みはずしていく女たちを、中谷美紀さんをはじめとする華麗なる女優陣が演じ、また長谷川博己さんら演技派の豪華俳優たちの競演も大きな見どころです!1月の木曜ドラマにどうかご期待ください」とアピールしている。

 ドラマ「聖なる怪物たち」は、12年1月クールに毎週木曜午後9時からの「木曜ドラマ」枠で放送予定。(毎日新聞デジタル)

テレビ 最新記事