オリコン本ランキング:「ステップファザー・ステップ」ほかドラマ原作本が大人気

宮部みゆきさんの小説「ステップファザー・ステップ」(講談社)の表紙
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宮部みゆきさんの小説「ステップファザー・ステップ」(講談社)の表紙

 19日発表されたオリコン週間本ランキング(23日付)によると、上川隆也さん主演のドラマが放送中の宮部みゆきさんのベストセラー「ステップファザー・ステップ」(講談社)が先週31位から9位に、竹内結子さん主演でドラマ化された誉田哲也さんのミステリー小説「ストロベリーナイト」(光文社)が先週16位から10位に上昇。1月にスタートした連続ドラマの原作2作品がトップ10入りを果たした。

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 「ステップファザー・ステップ」は、ひょんなことから双子の父親をやらされることになった孤高の怪盗の「俺」が、おせっかいな双子のせいで、近所で起こる事件やトラブルに巻き込まれていく異色のホームコメディー。上川さん主演のドラマはTBS系で毎週月曜午後8時に放送されている。「ストロベリーナイト」は、警視庁捜査1課の主任警部補・姫川玲子が、事件や謎の解明に挑む本格サスペンスシリーズの第1弾。竹内さんが主演するドラマ版はフジテレビ系で10年11月にスペシャルとして放送され、連続ドラマ版も同キャストで毎週火曜午後9時に放送中。「ストロベリーナイト」以外の姫川玲子シリーズも基になるとあって、原作第3弾の「シンメトリー」は先週36位から14位に、第2弾の「ソウルケイジ」も先週39位から16位に急上昇している。

 そのほか、俳優の本木雅弘さんが主演を務め、TBS系で同名ドラマがスタートした山崎豊子さんの「運命の人」(文芸春秋)は、1巻が先週48位から21位に、2巻が50位以下圏外から41位に上昇した。同じくTBS系でスタートした俳優の山下智久さん主演のドラマ「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」の小説版「最高の人生の終り方 葬儀屋5代目井原真人」も先週50位以下圏外から37位にランクインを果たしている。(毎日新聞デジタル)

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