マーティン・スコセッシ監督:5年ぶりの来日決定 今年度オスカー候補作ひっさげ

映画「ヒューゴの不思議な発明」の撮影をするマーティン・スコセッシ監督
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映画「ヒューゴの不思議な発明」の撮影をするマーティン・スコセッシ監督

 マーティン・スコセッシ監督が、ブライアン・セルズニックさんのベストセラー小説を映画化した「ヒューゴの不思議な発明」のPRのため2月16日に来日し都内で記者会見を行うことが24日、明らかになった。スコセッシ監督の来日は、07年に「ディパーテッド」で米俳優のレオナルド・ディカプリオさんとともに来日して以来約5年ぶり。

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 同作品は30年代のパリを舞台に駅の時計台に隠れ住む独りぼっちの少年ヒューゴの冒険を描き、エイサ・バターフィールドさん、クロエ・グレース・モレッツさん、ジュード・ロウさんらが出演する。また、製作をジョニー・デップさんが担当している。

 スコセッシ監督初の3D作品で、第69回ゴールデン・グローブ賞で最優秀監督賞を受賞するなど、世界の映画賞の数々を受賞しており、今年度アカデミー賞の有力候補ともなっている。米雑誌「ローリング・ストーン」では「すべての映画ファンが楽しめる3Dファンタジーだ」と評されるなど世界で称賛されており、「アバター」のジェームズ・キャメロン監督も「マスターピース!(最高傑作)構成、色彩、そしてストーリー。かつてない最高の3D表現で描かれた作品。家族でそして映画ファンがそろって楽しめるスコセッシ監督作品が誕生した」と感嘆の声を上げている。

 同映画は3D、2Dともに3月から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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