加藤浩次:大河「平清盛」戦闘シーンで流血 そのまま「スッキリ!!」に

大河ドラマ「平清盛」の試写会に登場した加藤浩次さん(左)と阿部サダヲさん
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大河ドラマ「平清盛」の試写会に登場した加藤浩次さん(左)と阿部サダヲさん

 お笑いタレントの加藤浩次さんと俳優の阿部サダヲさんが9日、東京都内で開催された大河ドラマ「平清盛」(NHK)の第6回「西海の海賊王」(12日放送)の試写会に登場した。戦闘シーンで刀を振り回す加藤さんは「最後に血を流しているけど、自分の血なんですよ。演技というより、本当に痛かった。そのまま『スッキリ!!』(の収録)に行きましたけど」と笑顔で撮影を振り返った。

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 ドラマは、武士が貴族たちから差別されていた時代、武士の新興勢力・平氏の元で育てられた少年が、瀬戸内海の海賊を束ねて“武士の王”となり、貿易こそがこの国が豊かになる道だと人々に説く……という物語。平清盛(松山ケンイチさん)は白河法皇(伊東四朗さん)の“落胤(らくいん)”で、忠盛(中井貴一さん)が養子にしたという設定で描かれ、第6回では、架空のキャラクターで海賊の兎丸(加藤さん)と清盛らが激突する。阿部さんは、清盛に交易を説き、さまざまな改革を断行する時代の先駆者・信西(高階通憲)役で登場している。

 阿部さんは、全長約22メートルの船を用いた大規模な海上ロケによって撮影された第6回の戦闘シーンについて「『パイレーツ・オブ・カリビアン』と『ONE PIECE(ワンピース)』が一緒になったようなすごいエンターテインメント。僕は戦いには参加してないけど」とコメント。加藤さんは、劇中の「オレは海賊王になるぞ」というマンガ「ワンピース」のような自身のセリフについて「(『ワンピース』への意識は)全くないです。ただ、台本を見たとき、笑っちゃいました。大河ドラマでこんなセリフ……って。思い切ってやらしてもらいました」と笑顔で話した。

 また、主演の松山さんについて、阿部さんは「清盛になりきっていて、迫力がある。格好よさがあり、気配りもできる」、加藤さんは「根っからの主役だなって気がしますね。うれしそうに子どもの話をすることもある」とそれぞれ絶賛していた。

 「平清盛」は総合テレビで毎週日曜午後8時に放送。第6回「西海の海賊王」は12日放送。(毎日新聞デジタル)

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