フジテレビ:大塚さん「めざまし」3月で卒業「暖かくなるころの復帰を目指していたが…」

「めざましテレビ」のメーンキャスターを卒業することになった大塚範一さん
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「めざましテレビ」のメーンキャスターを卒業することになった大塚範一さん

 フジテレビは28日、朝の情報番組「めざましテレビ」で番組開始当初からメーンキャスターを務めてきた大塚範一さん(63)が3月末で番組を卒業することになったと発表した。大塚さんは急性リンパ性白血病のため昨年11月から休養している。後任は、同局の三宅正治アナウンサー(49)が務める。

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 番組は4月に19年目を迎え、リニューアルに当たって、現在、大塚さんの代理を務めている伊藤利尋アナウンサーも卒業する。

 大塚さんは「昨年11月突然お休みをいただいてから間もなく4カ月、暖かくなるころの復帰を目指して療養を続けてきましたが、今しばらく時間がかかることが明らかになり、この決定に至りました」と経緯を説明。出演中の支援に感謝した上で、「私は変わらぬ闘争心で闘病を続けております。近く回復の暁には『めざましテレビ』のスタジオにお邪魔して、あらためてお礼のごあいさつをさせていただくつもりです。そのときを楽しみに!」と前向きに語っている。

 また、後任を務める三宅アナは「看板番組のキャスターを務めるというのは光栄なことであり、大きなプレッシャーでもあります。入社以来、ずっとスポーツ畑を歩いてきた自分にこの大役が務まるのかと考えた時期もありますが、会社が新たなチャレンジの場を与えてくれたと前向きに考え、挑戦することにしました」と決意を語り、「三宅に任せてよかった……。大塚さんにそう思ってもらえるよう、精いっぱい頑張りますのでよろしくお願いします」と話している。(毎日新聞デジタル)

 ◇大塚範一さんのコメント(原文まま)。

 この度の番組大幅リニューアルに伴い、私は「めざましテレビ」キャスターを辞することになりました。昨年11月突然お休みを頂いてから間もなく4カ月、暖かくなる頃の復帰を目指して療養を続けてきましたが今しばらく時間がかかることが明らかになり、この決定に至りました。番組開始以来足掛け18年の長きにわたって変わらず寄せられたご支援に深く感謝し、新生「めざましテレビ」にも同様の熱い応援を賜りますよう心からお願い申し上げます。私は変わらぬ闘争心で闘病を続けております。近く回復の暁には「めざましテレビ」のスタジオにお邪魔して、あらためてお礼のご挨拶をさせて頂くつもりです。その時を楽しみに! 有難うございました。

2012年2月28日 「めざましテレビ」キャスター 大塚範一

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