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フジテレビ:“月9”演出家を震災1年の映画監督に抜てき リドリー・スコット監督らが製作総指揮

映画 テレビ
映画「Japan in a Day」の監督に決定した成田岳さん(C)フジテレビ

 リドリー・スコット監督とトニー・スコット監督の兄弟とフジテレビが共同製作する映画「Japan in a Day(ジャパンインアデイ)」の監督を、同局ドラマ制作センターの成田岳さんが務めることが9日、明らかになった。東日本大震災から1年後の12年3月11日に撮影した映像を動画共有サービス「YouTube」で一般から募集して映画化する作品で、成田さんは現在放送中の“月9”ドラマ「ラッキーセブン」の演出を手がけている。

 成田さんは、72年京都生まれ。スペインで幼少期を過ごし、米国、アルゼンチンで育った。97年、慶応大学大学院法学研究科を卒業し、フジテレビにドキュメンタリーを志して入社。月9ドラマでは07年の「プロポーズ大作戦」、09年の「東京DOGS」でチーフ演出を務め、世界初の3D連続ドラマとなったCSチャンネルの「TOKYOコントロール」(11年)の演出を担当した。

 その経歴から日本を客観的にも主観的にも見ることができると評価され、監督に起用された。成田さんは「(映画の)出来上がりは全く予想がつきませんが、現代日本のいわばスナップショット的なものを映像を通じてお見せできたら。我々日本人はどういう人間なのか。何を夢見、恐れているのか。何に喜び、怒り、悲しみ、楽しさを見いだしているのか。とかく顔が見えないと思われがちな日本人という国民の真に持つ多様性を世界に紹介できたら」と意気込んでいる。

 また、動画の募集について「12年3月11日。この日付から感じることはさまざまだと思います。しかし、1年たった今、記録してもらいたいのは、あなたの、あなたにしか感じられない、あなたにしか伝えられない、一日なのです。震災に絡むことでも、そうでなくとも。日常でも、非日常でも。どんなに小さなことでも大きなことでも」といい、「日本中のみんなで作る映画ということに対して、一緒に夢見ていただければ」と呼びかけている。

 映画は、震災から1年が経過した3月11日を人々がどう過ごすのかを記録して共有するプロジェクトの一環。フジテレビ編成担当者が企画し、リドリー監督へ手紙を出したことをきっかけに実現した。12年3月11日午前0時~深夜23時59分に撮影され、同月25日までに同映画のYouTube特設サイトへ投稿された映像と、フジテレビの取材映像などを集めて編集。リドリー監督とトニー監督が設立した英国の映画製作会社「スコット・フリー」とフジテレビが共同製作し、両監督が製作総指揮を担当する。12年秋から日本を皮切りに世界各国で劇場公開される予定で、国際映画祭への出品も予定されている。(毎日新聞デジタル)

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