川口春奈：ヘンテコな女子高生探偵役で主演　キモイ教師役に速水もこみち

　女優の川口春奈さんが、人気作家・東川篤哉さんのコミカルミステリー原作のドラマ「放課後はミステリーとともに」で主演を務めることがわかった。名探偵気取りだが、迷推理を繰り広げる女子高生・霧ヶ峰涼役で、変人で女生徒から「キモイ」と言われるキャラの濃い生物教師・石崎浩見役には俳優の速水もこみちさんを起用。川口さんは「マイペースですごく気持ちのいい女の子の役です。速水さんとは初共演ですが、2人のコミカルな絡みがとても楽しみ。霧ヶ峰涼の、どこかおかしくてヘンテコな推理が皆さまを笑わせることができるよう頑張ります」とコメントしている。

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　「放課後はミステリーとともに」は、東京・国分寺の恋ヶ窪のはずれにある架空の高校「鯉ヶ窪学園」探偵部の面々が中心となって活躍するユーモラスな本格ミステリー。鯉ヶ窪学園探偵部シリーズとして、「学ばない探偵たちの学園」、「殺意は必ず三度ある」と合わせてシリーズ累計30万部以上を発行している。

　ドラマでは、川口さん演じる涼が探偵部副部長として学園内で起こるさまざまな事件で推理を繰り広げる。涼は名探偵気取りだがなんとも穴だらけの推理で、事件が一向に解決しないという迷推理を繰り広げる。速水さん演じる石崎や刑事、容疑者たちに助けられ、事件を解決してもらうというお粗末な展開と、それとは逆に緻密（ちみつ）に組み立てられたミステリーが毎回のドラマの軸になる。　

　速水さんは「緻密なミステリーと2人のコミカルな掛け合いが見どころです。髪もボサボサの寝癖ヘアで、薄汚れた服、女生徒からもキモイといわれる役で、この先どんなふうになっていくのか自分でも楽しみにしています」と今までにない役作りに意欲をみせている。

　ドラマは4月23日スタートで、毎週月曜深夜0時20～59分。6月末まで全10回放送予定。（毎日新聞デジタル）