沢村一樹:絵本作家デビュー作でイベント 「お子様にも安心」と自らに言い聞かせ

初の絵本「たねぽっくる~パパとママにはないしょのおはなし~」の発売記念イベントに登場した沢村一樹さん
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初の絵本「たねぽっくる~パパとママにはないしょのおはなし~」の発売記念イベントに登場した沢村一樹さん

 俳優の沢村一樹さん(44)が18日、自身初の絵本「たねぽっくる~パパとママにはないしょのおはなし~」(東京ニュース通信社、1050円)の発売記念イベントを東京都内で開催。沢村さんは、「今年に入ってから約2カ月間、ほとんど一歩も外に出ずに描き上げたので達成感はある。今は不安と楽しみです」と充実の表情で、「『お子様にも安心!』と常に(自分に)言い聞かせながら描いていました」とコメントし、報道陣を沸かせた。

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 絵本「たねぽっくる ~パパとママにはないしょのおはなし~」は、“きのみの妖精”である「たねぽっくる」の3兄弟が、冒険を通じてさまざまな困難を乗り越えて成長していく冒険ファンタジー。3人の息子の父でもある沢村さんがストーリーを考案、沢村さんの名前“一樹”にちなみ、“一本の樹木”のイメージも作品に取り入れた。今回の絵本出版は、沢村さんが雑誌の企画で描いたキャラクターが編集者の目にとまったことがきっかけ。子供のころから絵を描くのは好きだったという沢村さんだが、絵の描き方の本を購入して一から取り組んだという。

 「ウサギのキャラクターを描いてもどうしてもセクシーバニーが書きたくなってしまう。試行錯誤で一生懸命書きました」という沢村さんは、「絵本作家で夜遊びができなくなるんじゃないか。あまりいいパパのイメージになっても困る」と“下ネタ封印”による影響を心配。今後の絵本作家としての活動に「反響次第ですね」と意欲ものぞかせつつ、「せっかくこの世に生まれたからには、一生に一度くらい“発禁本”というものを出してみたい。粘土で作ったセクシー美女のクレー絵本とかね」と“エロ男爵”の異名を取る沢村さんらしさを発揮していた。(毎日新聞デジタル)

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