尾野真千子:朝ドラの次は外資系ファンドのエリート女性社員に WOWOWドラマで主演

連続ドラマW「マグマ」で主演を務める尾野真千子さん
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連続ドラマW「マグマ」で主演を務める尾野真千子さん

 現在放送中の連続テレビ小説「カーネーション」(月曜~土曜午前8時)のヒロイン小原糸子を演じた女優の尾野真千子さんが、6月から放送されるWOWOWの連続ドラマW「マグマ」で主演を務めることが21日、明らかになった。ドラマは小説「ハゲタカ」の真山仁さんの同名小説が原作で、未来を担うエネルギーを開発しようと地熱発電に魂を懸ける人々を軸にした本格社会派ヒューマンドラマ。尾野さんは彼らの情熱に打たれて葛藤する外資系ファンドのエリート女性社員を演じる。

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 ドラマは、東日本大震災以降、注目されている自然エネルギーの中でも、安全性が高く二酸化炭素の排出も少ない「地熱発電」が題材となった物語。外資系ファンドに勤める妙子(尾野さん)は、社長の待田(津田寛治さん)に、買収したばかりの企業の再建を任される。左遷ではないかと思いつつ、地熱エネルギーを供給・開発している地方の小さな会社に乗り込み、収益性を確保して企業を立て直すという信念で突き進む妙子。やがて「日本の未来を担うエネルギーを開発する」という社員らの思いと、地熱発電の可能性を知り、自分の果たす役割を見つめ直すようになる……と展開する。

 尾野さんのほか、俳優の谷原章介さん、長塚京三さん、石黒賢さん、大杉漣さんらが出演し、地熱発電に挑む人々の夢と闘い、その権益を狙うファンド社長や政治家らのスリリングな人間模様を描いていく。ドラマはWOWOWで6月から毎週日曜午後10時、全5話で放送予定。(毎日新聞デジタル)

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