天海祐希:歌とダンスに悪戦苦闘? ドラマ「カエルの王女さま」収録現場公開

ドラマ「カエルの王女さま」の収録に登場した天海祐希さんらキャスト (C)フジテレビ
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ドラマ「カエルの王女さま」の収録に登場した天海祐希さんらキャスト (C)フジテレビ

 落ち目のコーラスグループの奮闘を描く4月スタートの天海祐希さん主演の連続ドラマ「カエルの王女さま」(フジテレビ系)の収録現場がこのほど公開され、ダンスを織り交ぜながら共演陣と「浪漫飛行」を披露。宝塚歌劇団出身の天海さんだが、「好きなのと実際にやるのとでは、違うんだなと実感しました。私たちが悪戦苦闘している姿を(視聴者にも)ぜひ見ていただいて『私も頑張ろう!』と思っていただければ」と呼びかけた。

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 ドラマは、天海さん演じる落ちこぼれのミュージカルスター倉坂澪が、財政難にあえぐ町の“ママさんコーラス”グループ「シャンソンズ」を立て直すために奮闘するコメディー。素人ばかりのメンバーを前に、澪はダンスを交えながら自由に歌う「ショークワイア」形式を取り入れて「シャンソンズ」の再生を目指すが、伝統を重んじる井坂忠子(石田ゆり子さん)と衝突してしまう……というストーリー。

 歌とダンスに初挑戦する石田さんは、「歌って踊るということが私の生活には皆無で、私がキャスティングされたことがいまだにちょっと不思議です」と笑いながらも、2月からボイストレーニングをしてきたことを明かし、「今はへたでも歌を歌うことは気持ちいいですし、楽しいですし、何より自分の心を強くするし、すごく幸せなことだなと身をもって感じています」と手ごたえを感じている様子だ。

 就職活動53連敗中の女子大生・野々村まひるを演じる、人気アイドルグループ「AKB48」の大島優子さんは「歌が好きでどうにか自分を変えたい、何かを越えたいと思ってもがいているところ」と役柄との共通点を語り、「歌がお上手な方が多くて、歌のレッスンなどがすごく勉強になっている中で、自分のグループ活動に生かせるようビシバシ鍛えてもらい、とびぬけた歌のうまさになりたい」と意気込んだ。

 忠子の夫で、市長でもある義父と、忠子との間にはさまれ四苦八苦する井坂哲郎を演じる小泉孝太郎さんは、「自分の妻が石田ゆり子さんでものすごくテンションが上がりますが、僕の義理の父が現役の市長の政治家なんです。やっぱりドラマの中でも自分の父親が政治家というのは厳しいですね」と実父の小泉純一郎元首相にかけたコメントで、笑いを誘っていた。ドラマは4月12日から毎週木曜午後10時に放送。(毎日新聞デジタル)

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