ゆず・北川悠仁:NBAプレーオフで初解説 子供とは「音楽よりバスケがしたい」

WOWOWのNBA中継番組でゲスト解説に挑戦した「ゆず」の北川悠仁さん
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WOWOWのNBA中継番組でゲスト解説に挑戦した「ゆず」の北川悠仁さん

 人気フォークデュオ「ゆず」の北川悠仁さんが29日、同日(現地時間28日)にプレーオフが開幕した米プロバスケットボール「NBA」のWOWOWの中継番組で、初めてスポーツ番組のゲスト解説に挑戦。「めちゃめちゃ楽しかったですね。おれが解説なんかできることあるのかな?と思いましたけど、視聴者目線で素直に疑問点をぶつけてみようと思いました」と笑顔で振り返った。北川さんは、自らのバスケットボールチームを持つなど大のバスケ好き。プレーオフやバスケットボールについての思いなどを聞いた。(毎日新聞デジタル)

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 ゲストながらスポーツ番組に「解説」として出演するのは今回が初めて。「家で見るときより集中して見ていたので、派手なプレーじゃなくて、細かいディフェンスとかパス回しのちょっとしたリズムで試合が変わっていくとか、当然なんですけど、改めてNBAの方々の基礎が本当にできあがってるんだなって、当たり前のことに気づいて感動しました」と振り返り、「プレーオフの初戦はWOWOWで見るっていう年1回の行事にしたいくらいですね」と再度の出演にも意欲的だった。

 この日の中継は、プレーオフの初戦、東カンファレンスのニューヨーク・ニックス対マイアミ・ヒート戦。北川さんは、「(ヒートの)レブロン・ジェームズの攻守にわたる活躍はすごい。特にディフェンスも素晴らしくて感動しましたね」と語った。今年のプレーオフについては、「理想はヒートとブルズが勝ち上がって、レブロンと(ブルズの)デリック・ローズの対決が見たかったんですけど、どうやらローズがけがをしたみたいなので、たぶん厳しいんじゃないかな。だとしたら、前回と同じ、ヒートとマーベリックスのファイナルがもう一度見たいですね」と期待していた。

 01年から自身のバスケットボールチームを持っているが、「(バスケットは)ケガがあるので、ライブの前とかはなかなかできない。本当にオフをいただけたときに思う存分バスケットをやります」という北川さん。プライベートでは昨年、元フジテレビアナウンサーの高島彩さんと結婚。「子供ができたら一緒にバスケットをしたい?」との質問には、「やりたいですね。ちっちゃいゴールを庭に作るみたいな。ギター弾かせたいとは別に思わないんですけどね。バスケットはやらせたいというか、一緒にやりたいですね。音楽よりもバスケットを一緒にやりたい」と夢を語っていた。

 北川さんは、「日本ではなかなかマイナースポーツなんですけど、本当に一度はまると抜けられなくなるような魅力的なスポーツなので、興味のある方がいたら、ぜひバスケットに注目してほしい」と力説。「自分もミュージシャンなんですけど、運動もたくさんするので、これからもスポーツと音楽を愛して生きていきたいなと思います」と笑顔で語っていた。

 NBAプレーオフは、レギュラーシーズンの上位16チームが、6月のファイナルに向けてトーナメント方式で戦う、短期決戦ならではの熱い戦い。WOWOWでは注目の試合を放送するほか、カンファレンス・ファイナルとファイナルは、全試合生中継を中心に放送予定。毎週月曜午後11時半からは「週刊NBAアクション」も放送中。

<プロフィル>きたがわ・ゆうじん 1977年1月14日生まれ。横浜市出身。96年3月に、岩沢厚治さんと「ゆず」を結成。97年に初のミニアルバム「ゆずの素」をリリース。98年6月にリリースした初のシングル「夏色」で脚光を浴び、同年7月の初のフルアルバム「ゆず一家」で一躍全国区に。04年のNHKアテネ五輪放送の公式テーマ曲「栄光の架橋」などヒット曲多数。NHK紅白歌合戦には03年、04年、09年、11年と4度出場。デビュー15周年の今年は、25日に3枚目のベストアルバム「YUZU YOU [2006-2011]」を発売、5月23日には35枚目のシングル「with you」もリリース予定。「ゆず15周年感謝祭 ドーム公演 YUZU YOU」(5月26、27日 京セラドーム大阪/6月2、3日 東京ドーム)も控えている。

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