3人組テクノポップユニット「Perfume」のヒットによって、日本の音楽シーンで定着しつつある抑揚の少ないボーカル「ロボ声」の歴史を検証する書籍「エレクトロ・ヴォイス 変声楽器ヴォコーダー/トークボックスの文化史」(P−Vine Books)が18日、発売される。暗号伝達のために使用されていた“ロボ声”がいかにしてポップミュージックの世界に浸透していったかを解説する。
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音声を「ロボ声」に変換するには、シンセサイザーの一種の「ボコーダー」やエフェクターの「トーキング・モジュレーター」、ボーカルのピッチ(音高)を調整するための音楽用ソフト「Auto−Tune」「Melodyne」などが使用されている。
本書では、雑誌「Wax Poetics」「The Wire」などで執筆する音楽ジャーナリストのデイヴ・トンプキンズさんが、第二次世界大戦中は盗聴防止のために使用され、ベトナム戦争の時代には音楽シーンに浸透していき、現在はその技術が携帯電話に使用されている「ロボ声」の歴史を解説。さらに、アフリカ・バンバータさん、T-ペインさん、ホワン・アトキンスさん、ハービー・ハンコックさん、ロジャー・トラウトマンさん、ホルガー・シューカイさん、クラフトワークなど「ロボ声」を使って楽曲を制作してきた音楽家を取り上げる。A5判で全312ページ。3360円。(毎日新聞デジタル)
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