市川亀治郎:猿之助襲名は「青天のへきれき」 いとこ香川にも言及 BS朝日「おスミつき」出演

「小倉・住吉のおスミつき」に出演する(左から)市川亀治郎さん、小倉智昭さん、住吉美紀さん=BS朝日提供
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「小倉・住吉のおスミつき」に出演する(左から)市川亀治郎さん、小倉智昭さん、住吉美紀さん=BS朝日提供

 6月に四代目猿之助を襲名予定の市川亀治郎さん(36)が10日放送されるBS朝日のトーク番組「小倉・住吉のおスミつき」に出演し、自身の襲名や、いとこで歌舞伎に挑む俳優・香川照之さんについて語っている。伯父の三代目猿之助さんから「『(猿之助を)継いでくれ』と持ちかけられたことだったので、まさに青天のへきれきでした。『分かりました』と答えつつも、もろ手を挙げて万歳!ではなかった」と振り返っている。

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 「おスミつき」はフリーアナウンサーの小倉智昭さんと住吉美紀さんが音楽、スポーツ、映画、演劇など毎回一つのエンターテインメントの魅力を紹介し、そのジャンルを代表するゲストにインタビューを行う番組。これまでにミュージカルをテーマに市村正親さん、大衆演劇をテーマに早乙女太一さんが出演している。

 亀治郎さんが出演する回は「歌舞伎」がテーマ。市川段四郎の長男として75年に生まれ、80年に初お目見え、83年に二代目亀治郎として初舞台を踏んだ自身の生い立ちを「食事をするのと同じ感覚でこの世界(歌舞伎界)にいて、お芝居をして。生まれつき俳優という環境は本当にありがたい」と感謝し、今後やってみたいこととして世界的エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」と歌舞伎のコラボレーションを挙げて興奮気味に語る様子が見られる。

 また、6月に市川中車を名乗って歌舞伎に挑戦する香川さんについて「彼はとても優秀な俳優で、特に、あの眼光は画面越しで見てもすばらしい」と認める一方で、「歌舞伎に関しては、彼がどんな歌舞伎を見せるのか知りませんので、今はライバルもなにもない」と話しているほか、香川さんへの期待や今後の互いの関係性などについて語っている。

 放送は10日午後10時~同54分。(毎日新聞デジタル)

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