梅ちゃん先生:最終回視聴率21.4% 9年ぶりの平均20%超

「梅ちゃん先生」最終回の1シーン=NHK提供
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「梅ちゃん先生」最終回の1シーン=NHK提供

 女優の堀北真希さんが主演するNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(総合テレビ、月~土曜午前8時)が9月29日、最終回を迎え、番組平均視聴率は21.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。初回から最終回までの期間平均視聴率は20.7%で、03年前期の「こころ」(21.3%)以来9年ぶりの20%超えとなった。

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 同ドラマの視聴率は4月2日放送の初回18.5%の後、第3回で20%の大台に乗せ、同月中に21%、5月に22%、7月に23%をそれぞれ突破していた。

 ドラマは、戦後復興と高度経済成長の昭和20年代、終戦直後の焼け野原となった東京・蒲田を舞台に、医師を父に持ち、自分に自信が持てないヒロイン下村梅子が一念発起して医師を目指し、やがて地域医療に身を投じていく姿を描いた。

 最終回は、1961(昭和36)年、秋。建造(高橋克実さん)の異変に気付き、梅子(堀北さん)は、居合わせた幸吉(片岡鶴太郎さん)とそのわけを聞くが、建造に「黙っていてくれ」と頼まれてしまう。しばらくして、梅子は家族を集める。しかしそこに建造の姿はなかった。そして梅子は、あることを告げる……という展開だった。

 同ドラマは人気を受けて、スペシャル版「梅ちゃん先生~結婚できない男と女スペシャル~」前後編をBSプレミアムで10月13、20日午後9時~同54分に放送する。(毎日新聞デジタル)

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