テレビ質問状:大人番組リーグ「お先にどうぞ」濱田岳主演 普段の料理を珠玉の一品に変える技術

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 WOWOWは毎週日曜午後11時に既存のジャンル以外のエンターテインメントを模索する実験枠「大人番組リーグ」を開設した。それぞれ異なるタイプの番組全12本が、将来のレギュラー番組化を懸けてしのぎを削る。各番組は放送後にウェブ上で集計される視聴者からの投票結果によって4番組がレギュラー化の権利を獲得できる。リーグのチェアマンは俳優の八嶋智人さん。そして美脚の8人組「モデルガールズ」がアシスタントを務め、毎回豪華ゲストも出演する。25日に放送される第4弾「お先にどうぞ スパゲティナポリタン篇/餃子(ギョーザ)篇」を担当したWOWOW制作部の長谷川徳司プロデューサーにその魅力を聞いた。

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 −−番組の概要と魅力は?

 これまで、料理の作り方、おいしいお店など多くの料理番組がありましたが、“料理の食べ方”という新しい視点、つまり食べ方一つで料理の味は大きく変わるということをドラマ演出で表現しました。主演「大石壮(≒おいしそう)」に若手演技派で知られる濱田岳さんを起用。彼の演技にもご注目ください。

 −−番組にするときに一番に心がけたことは?

 食べ方=マナーと誤解されるかもしれませんが、この番組は“食べる技術”に特化しています。この技術をどのレベルに設定するか、スタッフ間でも大いに議論しました。「食べ方」のブレーンには雑誌「dancyu」でも活躍のタベアルキストのマッキー牧元さんに入っていただき、多くの食通たちが使っている“技”を伝授していただきました。その技の一つ一つがおいしそうに見えるか、味に引きずられて、ドラマ(ストーリー)が貧弱にならないか?という点に腐心しました。

 −−番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?

 ドラマ収録では、当然ながら相当量を役者は食べることとなります。今回はスパゲティナポリタン篇と餃子(ギョーザ)篇の二つがありますが、役者陣は演じる以外にも“実際に何度も食べる”ということも大変だったと思います。餃子篇では200個以上のギョーザを使いましたので。

 −−番組の見どころを教えてください。

 幕の内弁当は何から、どう食べたらおいしくなるか、ご存じですか? 牛丼チェーン店でどのような注文をしたら最高の組み合わせになるのか? この番組では、普段着の料理を珠玉の一品に変える、そんな食べる技術をドラマ演出でお届けします。最後にそれらを実践するお店も紹介しますので、ぜひぜひ実生活でも試してみてください。

 −−視聴者へ一言お願いします。

 おいしいものが、さらにおいしくなるドラマ。どうぞ、おたのしみに。

 WOWOW 制作部 プロデューサー 長谷川徳司

 *……「大人番組リーグ」で放送された番組は、放送後、公式サイトに公開され、投票も同時に可能となる。

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