バナナマン・設楽:日村主演の連ドラ最終回で監督初挑戦 ノリノリで演技指導

17日放送の連続ドラマ「イロドリヒムラ」の最終回の1シーン=TBS提供
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17日放送の連続ドラマ「イロドリヒムラ」の最終回の1シーン=TBS提供

 お笑いコンビ「バナナマン」の設楽統さんが監督を務めた、相方の日村勇紀さん主演の連続ドラマ「イロドリヒムラ」(TBS)の最終回の撮影がこのほどクランクアップした。監督に初挑戦した設楽さんは自らの経歴を生かした熱の入った演技指導で、撮影現場でもスタッフからも感心の声が上がっていたという。

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 「イロドリヒムラ」は、個性的なキャラクターで数々のバラエティーやドラマに出演してきた日村さんを、豪華な女優10人とともに、映画監督10人が自由にストーリーを描いていった異色の連続ドラマ。これまでに「20世紀少年」の堤幸彦監督、「のぼうの城」の犬童一心監督、「キツツキと雨」の沖田修一監督などが各話の監督を担当してきた。

 最終回のキャスティングはすべて設楽さんが担当したといい、女優の星野真里さん、お笑いトリオ「ななめ45°」の岡安章介さん、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」、スカバンド「東京スカパラダイスオーケストラ」の谷中敦さん、インディーズ・インストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」の浜野謙太さんらが出演する。

 設楽さんは駅員の仕事をしていた経験から、駅員役の谷中さんに赤い旗を持たせて「決まった持ち方があるんですよね」と細かく指導するなど熱のこもった監督ぶりを見せていたという。撮影を終えた設楽さんは「(出演を)お願いしたときからみなさん面白い人とわかってたんですけれど、撮影してみたらやっぱり面白かったです。谷中さん、ハマケン(浜野謙太)さんは特にミュージシャンですからね。そういう人たちに恵まれてすごくよかったです」と満足げだった。

 一方、相方の日村さんも「設楽さんは監督するのが楽しそうで、向いてる感じがしました。僕はある意味、一番緊張しましたけれど。ドラマでまじで監督されるのは初めてだから」と話し、「(設楽さんは)10人の監督さんの中で一番僕の顔面を演出した人ですね(笑い)。でも設楽さんに最後に監督してもらってよかったです」と初主演ドラマに悔いはない様子だった。最終回は17日深夜0時20分~59分にTBSで放送。(毎日新聞デジタル)

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