佐々木蔵之介:スカイツリーでのロケ満喫 “安積班”が押上に異動

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 佐々木蔵之介さん主演の刑事ドラマ第6弾「ハンチョウ~警視庁安積班~」(TBS系)の第1話試写会と記者会見が7日、東京スカイツリーの商業施設「東京ソラマチ」(東京都墨田区)で行われ、主要キャストが集結した。佐々木さんは試写会に招いたファンに向け「新しい赴任先の押上へ、ようこそいらっしゃいました!」と笑顔であいさつ。撮影については「撮影が始まる前に、個人的にパトロールに来ました。ビール博物館に行って、スカイツリーに上って……ロケするのも楽しい。いろんなドラマが始まりそうです」とその満喫ぶりを語った。

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 ドラマは第5弾の約半年後が舞台。組織の硬直化が進む捜査の現状を打開するために、警視庁で初の「分署」が設立されることになり、佐々木さん演じる警部補・安積剛志が東京スカイツリーのお膝元に新設される「押上警察分署」に安積班もろとも異動となる。

 イベントには、安積班の小澤征悦さん、福士誠治さん、比嘉愛未さんのほか、川口刑事部長を演じる里見浩太朗さん、地元の「赤ひげ先生」こと医師・水沢圭次郎役で出演する橋爪功さん、原作者の今野敏さんが登場した。舞台となる押上について、里見さんは「江戸情緒深いすばらしい町に新しいものができて、住んでいる方は戸惑ってるんじゃないかな。安積班を置いて、町の治安を守りたい」と語り、比嘉さんは「食いしん坊の役なので、スカイツリーにちなんで、ツリー丼にチャレンジしたい。ハンチョウの話を全然聞かず、ガツガツ食べるシーンを演じたい」と目を輝かせた。

 現場の雰囲気について、小澤さんは「早朝には誰かしら走っています。両方の足が軽い肉離れしてしまいました。芝居じゃなくて本当に痛い」と苦労を語った。アクションが多いという福士さんは「1話でも撃たれかかっている。尾崎(小澤さん)に撃たれるんじゃないか」と自身の役の“殉職”を心配した。佐々木さんは「第6弾まで続くとは思っていなかった。非常に穏やかで安心感がある感じ。楽しいです」と語り、メーンキャストに加わった橋爪さんについては「普段から軽やかにお芝居される方。今回は僕がいじめられる役。橋爪さんにしかられると、僕のMっ気が出て、気持ちよくなってしまう。チクチクといじめてほしい」と語って、会場を盛り上げていた。

 ドラマは14日スタートで、毎週月曜午後8時に放送。(毎日新聞デジタル)

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