科捜研の女:初回視聴率12.7% 沢口靖子主演ドラマシリーズ12弾

「科捜研の女」の一場面=テレビ朝日提供
1 / 1
「科捜研の女」の一場面=テレビ朝日提供

 女優の沢口靖子さんが主演を務める連続ドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系、毎週木曜午後8時)の初回が10日、2時間スペシャル版で放送され、平均視聴率は12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

ウナギノボリ

 ドラマは、京都府警科学捜査研究所、通称「科捜研」の法医学研究員・マリコ(沢口さん)が、法医、化学、文書鑑定などの専門技術を駆使して、現場に残された遺留品から研究所の仲間たちと事件の真相に迫る姿を描く。99年にスタートした。今作は12弾目で、レギュラー陣に加えて、キャリア警視の女性管理官・芝美紀江役で戸田菜穂さんが新たに加入。強引な手段を使ってでも事件のスピード解決を求める美紀江は、真実を明らかにするまで粘り抜くマリコと対立する。

 第1話は、銃を持った犯人による立てこもり事件が起こり、マリコたち科捜研も現場に急行する。現場内部の様子を探るために取り付けたサーモグラフィーから人質の危険を察知したマリコの訴えにより、銃器対策部隊が室内に突入。人質と犯人らしき人物は死んでおり、犯人の身元がわからない状況の中、美紀江は、犯人の携帯電話の履歴から吉井孝子(大寶智子さん)を重要参考人として任意同行すべきだと強引に主張する……というストーリーだった。(毎日新聞デジタル)

テレビ 最新記事