芥川賞・直木賞:直木賞は朝井リョウさんと安部龍太郎さん 芥川賞は黒田夏子さんが受賞

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 第148回芥川龍之介賞(以下、芥川賞 )と直木三十五賞(以下、直木賞)の選考会が16日、東京都内で行われ、芥川賞は史上最年長となる75歳の黒田夏子さんの「abさんご」(早稲田文学5号)、直木賞は朝井リョウさんの「何者」(新潮社)と安部龍太郎さんの「等伯」(日本経済新聞出版社)が選ばれた。朝井さんは戦後生まれとしては同賞史上最年少での受賞となった。

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 朝井さんは89年生まれ。09年に「桐島、部活やめるってよ」(集英社)で第22回小説すばる新人賞を受賞。同作は神木隆之介さん主演で映画化されている。12年、早稲田大文化構想学部を卒業。

 安部さんは55年福岡県生まれ。久留米高専卒。90年に「血の日本史」(新潮社)でデビュー。05年に「天馬、翔ける」(新潮社)で第11回中山義秀文学賞を受賞。

 黒田さんは37年東京生まれ。早稲田大教育学部国語国文科を卒業。教員、事務員、校正者などをへて、12年「abさんご」で第24回早稲田文学新人賞を受賞しデビュー。(毎日新聞デジタル) 

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