三浦貴大:離婚と向き合う役でドラマ初主演

「最終特快」で主演を務める三浦貴大さん
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「最終特快」で主演を務める三浦貴大さん

 三浦友和さんと山口百恵さんの次男で俳優の三浦貴大さんが3月21日にNHKで放送される「最終特快」で主演を務めることが5日、分かった。三浦さんは11年公開の映画「学校をつくろう」「BADBOYS」で主演を務めたことはあるが、ドラマの主演は初めて。「芝居の現場で受け取るさまざまな出会いや感情を取り逃さないように、余計なことは考えず、シンプルに芝居に臨んでいきたいと思います。この作品の魅力を余すことなく伝えられるように頑張ります」と意気込んでいる。

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 創作テレビドラマ大賞は脚本家の発掘を目的とした日本放送作家協会主催の公募コンクールで、大賞作品は懸賞としてNHKでドラマ化される。「最終特快」は、「第36回創作テレビドラマ大賞」(日本放送作家協会主催)で大賞に輝いた本河純子さんの脚本をドラマ化。離婚を控えた南和彦(三浦さん)が問題を抱えた人との触れ合いを通じて、妻と向き合うことを決意する姿を描く。三浦さんのほか、佐津川愛美さんや中村ゆりさん、戸次重幸さん、遠藤憲一さんらが出演する。

 同局の真鍋斎プロデューサーは、三浦さんの起用理由を「三浦さんの持っているいい意味でのナチュラルな印象、怒りまくっても切れまくってもボロボロにされても損なわれない人間の品位のようなものにひかれ、この役をオファーしました」と話している。

 ドラマはNHK総合で3月21日午後8時から放送。(毎日新聞デジタル)

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