前田敦子:AKB48卒業後初の連ドラで中学教師役「同性の共感得たい」

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 元AKB48の前田敦子さんが関西テレビ・フジテレビ系で放送される4月期の連続ドラマ「幽(かす)かな彼女」(仮題)に初の教師役で出演することが16日、明らかになった。前田さんが連続ドラマに出演するのはAKB卒業後初めてといい、前田さんは「クランクイン前からもうワクワクです。今どきの女の子のリアルな部分を先生という立場を通してお見せしたいですし、同性の方に共感してもらえるとうれしいですね。頑張ります!」と意気込んでいる。

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 前田さんが演じるのは、人気グループ「SMAP」の香取慎吾さんが演じる主人公の中学校教師・神山暁(あきら)が担任を務める3年2組副担任の河合千穂。何事にも全力で取り組み、生徒の悩みにも親身になって相談に乗るなど人気ナンバー1の教師だが、実は教師という仕事自体には何も理想も持っておらず「あーあ。教師辞めてえー!」とぼやいているという表裏のある性格だ。しかし、物語が進むにつれ、暁が教師として少しずつ成長していく姿を目の当たりにすることで千穂自身も影響を受け、教師として成長していく。

 同ドラマは、前田さんが連続ドラマデビューした「スワンの馬鹿~こづかい3万円の恋~」(07年)と同じ放送枠で、前田さんは「あれからもう6年もたっているんですね」と感慨もひとしおの様子。今は「自分の中で『先生ってどんなだったっけ?』と思い出しているところ」といい、教師役で共演する香取さんについて「ドラマで共演するのは初めてです。香取さんのドラマは私が物心ついた時からずっと見てきたので、本当に夢のようです」とよろこんでおり、「役の上では、香取さんが担任、私は副担任。同じ教室で一緒にやっていくので、香取さんのそばにいてその背中を見つつ頑張りたいと思います」と抱負を語っている。

 ドラマは、霊感体質の物静かで冷静な数学教師・暁(香取さん)と暁のマンションに住む“かまってちゃん”な幽霊・アカネ(杏さん)のコンビが、中学生が抱えるいじめなどの問題を解決していく姿を描く。暁は教師という職業に興味を持っていなかったが、アカネとの出会いをきっかけに教師としての情熱が芽生える。ほかに体育教師役で高嶋政宏さん、民間からきた元弁護士の副校長役で真矢みきさんが出演する。

 ドラマはフジテレビ、関西テレビ系で4月から毎週火曜午後10時に放送。(毎日新聞デジタル)

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