テレビ東京:大原麗子さん出演映画3作を特集放送

故・大原麗子さんが出演した映画「セカンド・ラブ」の一場面(C)東映
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故・大原麗子さんが出演した映画「セカンド・ラブ」の一場面(C)東映

 テレビ東京は、女優の内山理名さんが09年8月に62歳で亡くなった女優の大原麗子さんの半生を演じるスペシャルドラマ「女優 麗子~炎のように」の放送(3月6日)を記念して、3月4~6日、大原さんが出演した映画を特集する。映画「網走番外地 北海篇」(1965年、石井輝男監督)など3作品を、3日連続で放送する。

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 特集放送は、3月4日に映画「網走番外地 北海篇」、3月5日に映画「大奥絵巻」(1968年、山下耕作監督)、3月6日に映画「セカンド・ラブ」(1983年、東陽一監督)を、いずれも「午後のロードショー」枠(毎週月~木曜午後1時25分~同3時25分)で放送する。

 「網走番外地 北海篇」は、大原さんが出演したシリーズ5作品のうちの1作目で、大原さんは運送会社の社長の娘役を演じた。同作出演以降、大原さんは主演の高倉健さんとの交流を深めたといい、高倉さんから贈られた楽屋ののれんを生涯大切にしていたという。「大奥絵巻」は大奥を舞台に女たちの闘いを描いた物語で、大原さんは3姉妹の末娘役を担当した。「セカンド・ラブ」では、華やかな世界で活躍するバツイチのコーディネーターを演じた。

 スペシャルドラマ「女優 麗子~炎のように」は、芸能ジャーナリスト・前田忠明さんのノンフィクション「大原麗子 炎のように」が原作。かつて「国民的女優」「好感度ナンバーワン女優」として名声を誇り、40年余りトップ女優の座にいた大原さんの波瀾(はらん)万丈の生涯を、実弟・大原政光さんの目線で赤裸々に描く。大原さんが離婚した俳優の渡瀬恒彦さんと歌手の森進一さんをはじめ、現在も活躍する人が実名で登場するほか、大原さんが抱えていた病はギラン・バレー症候群だけではなかったなどの知られざる真実も明かされる。撮影では、大原さんが生前住んでいた自宅も使用されている。3月6日午後9時から放送。(毎日新聞デジタル)

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