こんなところに日本人:ゴールデンでレギュラー化 千原せいじがアフリカ54カ国巡る旅人に

朝日放送提供
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 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニアさんがMCを務め、08~12年に7回にわたって放送された特番「世界の村で発見!こんなところに日本人」(朝日放送・テレビ朝日系)が4月5日からゴールデンタイムでレギュラー化されることが12日、発表された。レギュラー化に合わせて、千原兄弟の千原せいじさんが“旅人”としてアフリカ54カ国に暮らす日本人に会いにいく企画もスタートする。ジュニアさんは「5年前のお正月に特番として始まった番組ですが、まさかそのときはレギュラーになるとは、誰も思ってませんでした。しかも、せいじが割り込んでくるとは(笑い)」とレギュラー化を喜んでいる。

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 「世界の村で発見!こんなところに日本人」は「マサイ族の村にたった一人で住む日本人女性」や「ヒマラヤ山脈の秘境の村に住むたった一人の日本人女性」など世界各地の小さな村や町に住む日本人を訪ね、その生活を紹介するドキュメントバラエティー番組。リポーターは言葉が通じない場合も現地の移動や食料調達などをすべて自分でこなしながら、日本人を探す。せいじさんはこれまで7回の旅に出て、マサイ族の村で人探しや、ボリビアのデスロード(断崖絶壁)のバス旅などに挑戦してきた。

 レギュラー化の初回は、女優のかたせ梨乃さんが「ヨルダン・イスラムの砂漠の果てに住むたった一人の日本人女性」、俳優の六平直政さんが「ブラジル・アマゾンの奥地の村にたった一人で住む日本人女性」、女優の高木美保さんが「べトナム・メコン川の小さな村に暮らすたった一人の日本人女性」を探す旅に出る。また、モデルでタレントの森泉さんがレギュラーパネリストとして出演する。

 「アフリカ・ナミビア 赤い肌の先住民の村に住むたった一人の日本人」を探すことになったせいじさんは「この番組はレギュラーで放送するタイプの番組じゃないんですよ(笑い)。番組には向き不向きがあって、これは海外ロケも大変な番組やから、絶対的に特番に向いてる企画なんです。だから僕は、レギュラー化と聞いたときの第一印象は“なんでそんなことをするんや”でした(笑い)。ただ、僕自身は楽しみですね。毎回ロケ(旅に)行けますから」と意気込んでいる。

 ジュニアさんはせいじさんについて「ああ見えてせいじは意外に肌が弱いんですが(笑い)、この番組でのロケに関してはただただ尊敬しています。中でもすごいなと思ったのは、エチオピアの戦闘部族に会いに行ったとき(12年放送)。常にマシンガンを持っているような部族にもかかわらず、いきなり会って、彼らをまとめあげて引き連れて歩いている姿はスゴかったですね」と称賛の声を送りつつ、「チャンスがあれば僕もロケにいきたいですね。ロケに行ってみたいところは……この番組では旅をする人に選択権がないので、スタッフにお任せになりますね。そうなると、必然的にドえらいところになるとは思いますが(笑い)」と話している。

 番組はテレビ朝日系で毎週金曜午後9時から放送。初回は4月5日午後7時から3時間スペシャルとして放送する。(毎日新聞デジタル)

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