高橋真麻アナ:島田彩夏アナと「アリス・イン・ワンダーランド」でアフレコ初挑戦

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 フジテレビの高橋真麻アナウンサーと島田彩夏アナウンサーが、同局系で16日に地上波初放送されるティム・バートン監督、ジョニー・デップさん主演の映画「アリス・イン・ワンダーランド」で、アフレコに初挑戦していることが12日、分かった。高橋アナが心優しくて慈悲深い「白の女王」の声を担当し、島田アナが残忍な独裁者「赤の女王」の声を担当する。いずれの役も同局の女性アナウンサー27人を対象にオーディションを行い、決定した。

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 3月いっぱいでフジテレビを退社することが決まっている高橋アナは、初めてのアフレコを終えて「貴重な経験でしたが、緊張もしましたし、体力も使ってヘロヘロでした……。アナウンサーも同じく声の仕事ではありますが、まったく違いますね。自分の声のトーンの狭さを感じました。声優さんはあらためてすごいなと思いました。でも、今回のアフレコを通して、視野が広がりました」とコメント。また手応えを聞かれると「白の女王の役柄のイメージと合っているのかどうか……。演技をしたことがないので、聞き苦しくなく仕上がっていれば幸いです」と控えめに答え、「今後(退社後)も、もしもですが、またやらせていただける機会があればチャレンジしてみたいと思います」と再挑戦の意思があることも明かした。

 一方、残忍でエキセントリックな独裁者を演じた島田アナは「もし(今後)このような機会をいただけるときは……もう少し控えめな役で(笑い)」と話し、「大変な仕事ではありましたが、思いっきり怒鳴ったりすることは日常であまりないのでとっても快感な体験でした! 赤の女王、白の女王だけでなく、他のキャラクターも新たに収録し直したので、劇場版とはまた違った吹き替え版を楽しんでいただけるとうれしいです」と視聴者にメッセージを送っている。オーディションの模様は、同局のYouTube公式チャンネル「ミトカナイトフジ!」にアップされている。

 「アリス・イン・ワンダーランド」は、ティム・バートン監督がルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をもとに、アリスの新たな冒険を描いたファンタジーで、10年に公開された。19歳に成長したアリスは、幼い日に地下世界を冒険したことを忘れていたが、ある日、洋服を着た白ウサギを目撃し、その後を追って再び地下世界へ。するとそこは独裁的な赤の女王に支配されていて……というストーリー。デップさんのほか、ミア・ワシコウスカさん、アン・ハサウェイさん、ヘレナ・ボナム・カーターさんが出演している。

 土曜プレミアム「アリス・イン・ワンダーランド」は、16日午後9時半から放送。(毎日新聞デジタル)

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