WOWOWは、毎週金曜午後10時に「ノンフィクションW」枠を設け、オリジナルのドキュメンタリー番組を放送中だ。この枠では、見る人を新しい世界へと誘うフルハイビジョンの“ノンフィクションエンターテインメント”番組をWOWOWプライムで毎週、テーマを変えて放送している。3月22日に放送される「ブロードウェイの鬼才　メトロポリタン・オペラに挑む」を担当したWOWOWの制作部の根津千景プロデューサーに番組の魅力を聞いた。

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　−−番組の概要と魅力とは？

　世界最高峰のオペラハウス「メトロポリタン・オペラ」の演出をミュージカル演出でトニー賞を受賞した演出家、マイケル・メイヤーさんが初めて手がけます。メイヤーさんはベルディの傑作「リゴレット」の舞台を16世紀のイタリアから1960年代のラスベガスにする、という大胆な演出で挑みます。ブロードウェーの鬼才と伝統のメトロポリタン・オペラとのコラボレーションが作り上げる世界とは？

　−−今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は？

　WOWOWでは「メトロポリタン・オペラ」の演目を放送しているので、その魅力を伝えるドキュメンタリーがあってもいいのでは、と思ったのがきっかけです。

　−−制作中、一番に心がけたことは？

　日本ではオペラというと縁遠い印象ですが、WOWOWの加入者はオペラファンも多いので、オペラを見たことない人にも、オペラファンにも、このドキュメンタリーを満足して見てもらえるよう心がけました。

　−−番組の見どころを教えてください。

　ミュージカル演出とオペラ演出の違い、そこを乗り越えて普遍的に感動する舞台を作り上げる、というプロ中のプロたちの仕事の極意が見られます。また、なかなか見られないスター歌手たちのリハーサルの様子など、世界最高峰の作品を作り上げるまでの舞台裏が描かれます。

　−−視聴者へ一言お願いします。

　ぜひ、これを機会に新たなオペラの世界に触れてください。

　WOWOW　制作部　プロデューサー　根津千景