注目ドラマ紹介:「あまちゃん」 クドカンが描く“海女”の成長物語

NHK提供
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 女優の能年玲奈さんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あまちゃん」が4月1日に放送を開始する。NHKドラマ初挑戦となる人気脚本家の宮藤官九郎さんが手がけるオリジナルストーリーで、東北・北三陸の架空の田舎町を舞台にした人情喜劇だ。

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 能年さんが演じるアキは、東京で父母と暮らす引きこもりがちな高校2年生。夏休みに母の故郷の東北を訪れ、そこで“北の海女”として海に潜る祖母の姿を見たことから、海女を目指すことを決意。挫折や奮闘をへて「地元アイドル」に成長し、やがて東京で本格的にアイドルを目指すことになる。

 アキの母・春子を小泉今日子さん、祖母・夏を宮本信子さん、仲間の海女を渡辺えりさん、木野花さん、美保純さん、片桐はいりさんが演じる。また、アキの親友・ユイ役で橋本愛さん、その兄・ヒロシ役で小池徹平さん、アキの憧れの男子高生・浩一として福士蒼汰さんが出演。音楽は大友良英さん、アニメーションは鉄拳さんが担当する。

 4月1~6日放送の第1週「おら、この海が好きだ!」は、「祖母が倒れた」という知らせを受けて、母・春子に連れられ、アキは初めて岩手県北三陸市にやってくる。しかし、それは18歳のときに家出同然で上京して以来、24年間帰ってこない春子を呼び寄せ、海女を継がせようとする町の人々のうそで、祖母は元気そのものだった。海に潜る祖母の姿に「かっけー」と衝撃を受けたアキは、「海女になりたい」と宣言する……というストーリー。

  連続テレビ小説「あまちゃん」は4月1日から放送開始(NHK総合、毎週月~土曜午前8時ほか)。

全156回を予定。(毎日新聞デジタル)

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