47都道府県芸人グルメ便:月島の「もんじゃ焼き」 東京・キャベツ確認中

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 吉本興業の若手芸人が、47都道府県に住んで地元に密着した活動をする「あなたの街に住みますプロジェクト」。全国に住む「住みます芸人」の皆さんに各地のおいしいものを紹介してもらいます。最終回となる今回は東京に住むお笑いコンビの「キャベツ確認中」が下町グルメの代表格「もんじゃ焼き」を紹介します。(毎週日曜更新)

ウナギノボリ

 ヘッヘッヘッ……、俺様が東京都住みます芸人、キャベツ確認中のキャプテン★ザコ様だっ!

 どうも~キャベツ確認中のしまぞうです! 僕たちは2代目東京都住みます芸人として、お祭りやイベントを中心に出演させていただいています。コンビでバルーンアートもできますので、お仕事のご依頼お待ちしています!

 さて、住みます芸人になってから、東京もいろんな場所に行かせていただきました。東京と聞くと都会的なイメージを想像するかもしれませんが、西の方へ行くと山や川など自然も多く、昨年は仕事で八丈島にも行かせていただきました! グルメも土地土地のおいしいものがたくさんあるんですよ~。

 今回、我々がご紹介する東京都のグルメ便は「もんじゃ焼き」です! もんじゃ焼きといえば、やはり月島! そんな月島にある「西仲通り商店街」は「もんじゃ焼きの街」と呼ばれ、もんじゃ屋がなんと70店以上あります。目をつぶって歩くとどこかのもんじゃ屋に入れます。「犬も歩けばもんじゃ屋に当たる」です! 商店街を歩くだけで、おいしいにおいが誘ってきます。町の雰囲気なども含めて、東京の下町感も味わっていただきたく、ご紹介いたします!

 お邪魔しましたのは、こちら「竹の子」さん。のれんをくぐり、足を踏み入れると「いらっしゃい!」と元気な声が聞こえてきます。なんと僕らの後輩でもあります、「ジャングルポケット」武山浩三くんのお母さんのお店です。武山くんにそっくりで一目でお母さんだとわかります。お母さん以外考えられません。お母さん=武山君です。下町のお母さんといった感じで、月島やもんじゃ焼きのお話など、気さくに話しかけてくださいます。有名人もたくさんいらっしゃるようで、裏話なんかも聞けちゃうかも!?

 僕らはお店で一番人気の「双子もんじゃ」と、お母さんおすすめの「特製マーボーもんじゃ」を注文しました。ザコが持っているのが「双子もんじゃ」です。明太子とチーズとお餅が入っています。三つの相性が良くて、とてもおいしかったです! 少し時間がたつとおこげが付くので、味と感触が変わり、飽きが来ません。

 うまくできるかドキドキしてしまう人も多い焼き方ですが、まず、だしと具材を良くかき混ぜたあと、最初は具材のみドーナツ状に焼いていきます。それからドーナツの穴にだしを入れて、粘りが出るまで混ぜ合わせます。こげ目がついてきたころが食べごろ。ハガシ(小さいヘラ)で外側からダイレクトに食べるのがもんじゃの流儀! また、初めてもんじゃ焼きのお店に行かれる方は、「自分で焼かなきゃだめなのかな?」と心配になるかもしれませんが、ご安心ください! 店員さんが手際よくやってくれるので、ぜひお声掛けしてください。

 次に食べたのが、しまぞうが持っている「特製マーボーもんじゃ」!マーボー豆腐ともんじゃのコラボです。辛さもほど良く、こちらもおいしくいただきました! 個人的には、もんじゃ焼きはレパートリーが豊富ですので、二つ以上注文することをおススメします! いろんな味を楽しんでください! これであなたもある意味「竹の子」族!! ホコ天でステップダンスかましてください! わからない人は、竹の子族をネットで調べてね。

 元々もんじゃ焼きは、お菓子感覚で駄菓子屋などで食べられていたとのこと。昭和の駄菓子屋には鉄板が置いてあり、3時のおやつとして親しまれていたようです。武山君のお母さんも、「昔は家に鉄板があって、もんじゃ焼きを食べる習慣が当たり前のようにあった」と話していました! ぜひ月島に来た際は、江戸っ子情緒あふれる下町の雰囲気も楽しんでください!(取材協力:竹の子 03・3533・4711)

 ◇キャベツ確認中のプロフィル

 しまぞう(大阪府出身)とキャプテン★ザコ(北海道出身)のコンビ。東京都の住みます芸人として12年7月から活動している。「YNN(よしもとネタネットワーク)東京」(http://www.ynn47.jp/tokyo/)をユーストリームで配信中。

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