橋幸夫:「あまちゃん」に本人役でゲスト出演 「いつでも夢を」披露

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 歌手の橋幸夫さんが、ヒット中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」に本人役でゲスト出演することが9日、明らかになった。橋さんはドラマでも度々登場する「いつでも夢を」を劇中で歌うといい、同曲の隠されたエピソードも明らかになるという。橋さんは「一人の視聴者として、また五十数年前のアイドルといわれた一人として、2日間の撮影を存分に楽しませていただきました。今年一番の思い出になりそうです」と撮影を振り返って喜んでいる。

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 橋さんは息子から「今回の朝ドラは本当によくできているよ。『いつでも夢を』も流れているし」と言われたことをきっかけに「あまちゃん」を見始めたといい、「すっかりはまってしまい、見られないときは録画してまで見るようになりました。そんな折、出演のご依頼をいただき、ぜひ参加させていただきたいと、即お返事をさせていただきました」と話している。橋さんは12~17日に放送する第20週「おらのばっぱ、恋の珍道中」に出演する予定。

 「あまちゃん」は6月末までの故郷編では岩手の架空の田舎町・北三陸を舞台に、東京で生まれ育ち、内気で引きこもりがちだった高校2年生のアキ(能年玲奈さん)が海女を目指すことになり、やがて「地元アイドル」として注目され、町おこしのシンボルとして駆り出されるようになる姿を描いた。放送中の「東京編」では09年に東京でアイドルを目指すアキと、1984年にアイドルを目指して上京したアキの母・春子の物語が交錯しながら進行している。NHK総合で毎週月~土曜午前8時に放送中。

 また、橋さんがさだまさしさん作詞・作曲による新シングル「夢の轍(わだち)」を発売することも9日発表された。橋さんとさださんのコラボレーションは、同局の「今夜も生でさだまさしスペシャル“いつでも夢を!朝まで生で音楽会”」でデュエットしたことがきっかけだといい、橋さんは「さださんのピュアな魂から生まれたこの歌が、私のささやかな歌声と共鳴して多くの人々のハートに届き、それぞれの自戒が光媒となって、地球の痛みを癒やしていくことを願っています」と話している。「夢の轍」は28日発売で、CDシングル、カセットともに1200円。(毎日新聞デジタル)

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