市原隼人:東南アジアをめぐり熱くリポート 「たくましさ感じた」

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 俳優の市原隼人さんがタイ・カンボジア・ベトナムの3カ国を巡り、東南アジアの今に迫る特別番組「アジア熱風街道~メコンを結ぶ1000キロの旅~」(TBS系)が16日午前9時55分からに放送されることが分かった。市原さんは、バンコク~プノンペン~ホーチミンを結び、経済発展の軸として整備が進められるルート「第二東西回廊」を旅しながら、急激な経済発展を遂げ、変化する環境の中で生きる人々や、現地に暮らす日本人の姿をレポートする。

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 スタート地点となったバンコクは空前のジャパンブーム。現地で剣道を教える日本人ビジネスマンを訪ねるほか、日本企業の工場に勤める男性の自宅から、6歳の娘を実家に預けて働く夫婦の様子を紹介する。カンボジアでは、内戦の影響で複雑な事情を抱える若い女性たちに、絹織物の技術を教えている日本人女性を紹介。日本とカンボジアが共同で進める橋の建設に携わる人々の思いもリポートする。3カ国目のベトナムでは、親元を離れ寮生活を送る学生に出会い、将来の夢を語ってもらう……。

 激動の時代に、夢を持って生きる人々の熱に触れた市原さんは「急激な発展を遂げる東南アジアの国々ですが、生活することが精いっぱいで、学校にも通えないという人もいるのが現実です。そんな境遇にもかかわらず笑顔はすごくすてきで、東南アジアに生きる人々のたくましさを感じることができた」とコメントしている。番組は16日午前9時55分~10時50分に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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