天海祐希:20センチばっさり!10年ぶりショートカット姿を初披露

1 / 3

 女優の天海祐希さんが役作りのため、約10年ぶりに印象的なロングヘアを約20センチカットしたことが29日、明らかになった。2014年1月から放送されるテレビ朝日系の刑事ドラマ「緊急取調室」に主演し、“落としのプロ”である取調官・真壁有希子役に挑戦することになり、役のイメージに合わせて髪を切ったという。ショートカット姿を初披露した天海さんは「ずっと長い髪を切りたいと思っていたので、切った瞬間はうれしくなりました」と話している。天海さんが同局の連ドラで主演を務めるのは初めて。

ウナギノボリ

 ドラマは、取調室という密室を舞台に真実にたどり着くために闘う刑事と罪を隠蔽(いんぺい)しようとする犯人との“攻防”を描く新しいタイプの刑事ドラマ。「GOOD LUCK!!」「白い巨塔」などで知られる井上由美子さんが脚本を担当する。

 天海さん演じる有希子は、たたき上げの女性刑事で数々の凶悪事件を解決に導き、優秀な人材のみが集められる警視庁捜査1課特殊犯捜査(SIT)の長にまで上り詰めた人物で、ある事件での失態の全責任を負わされ、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる捜査1課の専門チーム「緊急事案取調対応班」(通称・キントリ)に配属されるという役どころ。一癖も二癖もあるベテラン取調官たちに囲まれ、一筋縄ではいかない犯人との言葉と心理戦による駆け引きを行いながら、事件の裏に隠された真実を追求していく。

 共演は、キントリを統括する管理官・梶山勝利役で田中哲司さん、キントリに敵対心を抱く警視庁の捜査1課殺人捜査第1係の刑事・渡辺鉄次役で速水もこみちさん、大杉漣さん、小日向文世さんがキントリの刑事として登場するほか、鈴木浩介さん、草刈正雄さん、篠井英介さん、でんでんさんらも出演する。

 同ドラマについて天海さんは「新たな髪形で挑む有希子役は相当かっ飛ばしていると思いますし、真剣かつ楽みながら演じております。毎回の見せ場となる取調室での攻防戦も、演じていて本当に面白いですよ」とアピール。「この作品に関わることで日々得ているものが、明日の私に必ずやよい影響を与えると実感しています。このような現場に身を置き、ドキドキワクワクしながらすてきな時間を重ねられるなんて、本当にありがたいです」とコメントしている。

 また、番組の三輪祐見子プロデューサーは天海さんについて、「凛としたたたずまいと、容疑者を追い込む眼力の強さと緊張感には、共演のベテラン俳優陣も正直驚きを隠せないほどです」と明かし、「長かった髪を20センチも切ってくださいました。とても新鮮で、かっこいい天海さんの、テクニックあふれる取り調べ術をぜひ堪能していただきたい」と見どころをアピールしている。

 ドラマは14年1月から毎週木曜午後9時放送予定。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事